近況、そしてK氏とのお別れ

まだこのブログを読んでくださっている方がいらっしゃったら、本当にご無沙汰しております。私は現在、とりあえず元気なのですが、夏の間に初めてコロナに罹り、後遺症が残りつつ追い打ちをかけるようにぎっくり腰をやり、さらに長い間ほとんどゴロゴロしていたために生活リズムが変わって体調不良になり、、、という悪循環に陥っておりました。

かろうじて8月の最初に京都へ旅行出来たものの、そこで恐らくはもらってきたであろうコロナで8月はほとんど気分悪く、お盆休みの計画（家の掃除とか近場の美術館とか）もすべて台無しに。洗車すら出来ませんでした。そして、8月の最後に派手な雨が降り、私の夏は終わったという感じです。

京都旅行のことはまた書くとして、今日は7月にお別れしたとある方について書きます。

その方は仮にK氏とします。K氏は私が9年お世話になっているルノーディーラーの営業さんで、この秋に定年退職され、再雇用で他の部署に移っていかれました。7月のZのエンジンオイル交換でお会いしたのが最後になりました。

2015年春、雑誌でルーテシアの広告を見た私は、すぐさま職場に近いルノーディーラーを検索し、翌日の終業後に飛び込みました。そこで出会ったのがK氏です。その日はパンフレットをもらい、試乗の予約を入れました。結果的に他のディーラーにも見積を出してもらいましたが、県内の某店はどうも不信感があり、「この人から買いたい！」と思ったのはK氏のほうでした。こうして、私とルーテシアはK氏のお世話になることになりました。

あれから9年たちますが、ご存知の通り、私は3年前にルーテシアからＺに乗り換えました。その時も、「Ｚはうちで見ますよ」と言って頂き、現在も私はニッサン車に乗っていながらルノーディーラーに通っているわけです。

2015年、あの時、K氏からルーテシアを買うという選択をしていなければ、と言うよりもK氏と出会わなかったら、私は今も仲良くしてもらっている車仲間にも出会えなかっただろうし、ここまでクルマを楽しいと思えることもなかったと思います。ルーテシアを通して沢山の新しい経験をしましたが、それはほとんどK氏のおかげと言ってもいいくらいだと思っています。友人のFさんやLさんも、たまたまK氏のお客さんでした。

人生を振り返った時に、ベスト５に入る「出会い」だったと思います。その思いをしたためて、7月にK氏にお餞別をお渡ししましたが、正直ちょっと泣きそうになりました。

後任の担当の方も日産のメカニック出身の方だそうで、引き続き安心してZをみてもらえそうです。K氏のおかげで、あまりにも居心地のいいディーラーなので、次はまたルノーをここで買いたいという気持ちはあるのですが、いかんせん選択肢が年々狭くなってきてます。ルーテシアも高いクルマになりました。9年前の、あの鮮烈なルーテシアとの出会いのようなものが、この先私を待っているのかどうか。。。

そんなわけで、この夏のちょっと切ない思い出です。K氏にはこの先もずっと感謝し続けると思います。