結局、みんな似合うクルマを選んでる?

その人に、そのクルマ

朝の通勤時、必ず渋滞する交差点があります。
対向車線は流れているので、信号待ちの間に対向車を観察しているとなかなか面白い。

例えば、やっぱり可愛らしい女性が可愛らしいクルマを運転しているのは可愛らしいなと思ったり、殺伐としたおばちゃんが古いクーペを運転しているのは似合っているし、いかにも頑固そうなおじさんが乗っているお高いドイツ車も似合っている。横にダンナを乗せて駅まで送る途中の不機嫌な顔の奥さんはミニバンが似合ってる。金髪女子の乗る背の高いごっつい国産車とか、地味めだけど賢そうな女性の乗る小さな欧州車とか、おじいさんがおばあさんを乗せてゆったり運転するハイブリッド車とか、

なんかやっぱり人々はおのずと自分に似合うクルマを運転しているのではなかろうか、と思いました。もちろん私の主観で、ですが。

似合う or 似合わない

2,3年前、友達とメイクアップレッスンを受けたことがあります。

プロの方にメイクしてもらいながら色々と教えてもらえるんですが、自分に「似合う色」って何だろう、と第三者の意見を聞きたいと思って質問したんですね。担当してくれたお姉さんの答えは「アースカラーがお似合いだと思います。赤、黄、緑などですね。青はターコイズブルーのような緑寄りならお似合いだと思います。あ、今日ちょうど着けてらっしゃるピアスがまさにそのお色ですよね」でした。

「皆さん、ちゃんとご自分で似合う色を選んでいらっしゃる場合が多いんですよ」と教えてくれました。ですが自分では「バッチリ!」と思っても、他人から見るとチグハグなこともおおいにあるものです。例えば、落ち着いた雰囲気にしたくて髪の色を真っ黒にした時は周囲から「似合わない!」と大不評でしたし。

女性の場合は肌の色から似合う色味を診断するシステムなんかもありますけど、それだけではないんですよね。髪の色やふだん好んで着ている服、顔の造り、全体から漂う雰囲気、そして何よりもパーソナリティ。これらの要素を総合して、周囲の人は似合う似合わないを判断しているのではないでしょうか。

 

意外性もまた魅力

私がクルマをファッションだと感じる理由はそこにあります。
そのクルマを選び、乗っていること自体がその人の自己表現。嗜好や性格は間違いなくクルマ選びに反映されてると思うんですよね。だから、街で見かけるクルマ&ドライバーのセットも、違和感がないケースが多いのだと。
考えてみてください。運転が悪いクルマの運転席には、見るからに悪そうなドライバーが座っていることが多くないですか?最悪、カーテンとかスモークフィルムで顔すら見えなかったり。やたらと車間を詰めてくる後続車のドライバーは、いかにも上の空な表情をしたおばちゃんだったり。そういうことです。ドライブスルーでバイトしていたことのある知人は、「横柄な態度の人の車内は、ほぼ間違いなくゴミが散乱している」と言ってたことがあります。

一方で、意外性があってもまた楽しいですよね。「どうしてこのクルマを?」って思わず聞きたくなってしまうようなクルマと人を見ると、わくわくします。特に自分の知っている人だと、何だか別の顔がありそうで興味を惹かれてしまいます。

あなたの周りにいるドライバーたちはいかがですか?