地を這っているとは限らない

地面に近いところが安心

乗り物に関しては、出来るだけ地面に近いところを動くものが好きです(飛行機は例外)。
船は大の苦手ですし、一番ダメなのはケーブルカーってやつです。ひたすら恐ろしい。あれに乗るくらいなら歩きますよ。歩けなければ行きません。

ですから、道路を走るクルマに関しても、出来るだけ運転席が地面に近いクルマがいいなぁ、と感じています。私の愛車ルーテシアはクルマとしては普通の高さに運転席がありますから大丈夫ですが、ミニバンやSUVは受け入れられないと思います。私が「自分より背の低いクルマ」にしか興味がないのは、好みの他にもこのような理由があるのです。

しかし、先日改めて気づいたことがあります。

 

空中にいる自分

一般道からふと見上げると、高速道路ってすごく高いところを走っていませんか?
こちらからだとベイブリッジ周辺とか金港ジャンクションとかおっそろしく高いところにありますよね?首都高全体が高架道路だから当たり前っちゃ当たり前なんでしょうけど。
新東名でも一度、何気なく横を見て「ひぃ、高い!」と思った瞬間、結構ぞっとしたことがあります。

走っているとあまり意識しない「高速道路の高さ」ですが、冷静に見上げるとけっこう恐ろしい高さ。いくら地面に近い乗り物が好きだからと言って、地面そのものが空中にあるような道路が多いのだなぁと。ご近所の圏央道も思えば高いところを走っているし。

 

複雑なジャンクションは造形美

しかし!眺めるのは別。都内の高層階から見る首都高の流れは光の川のようで、本当に心が癒されます。一度、複雑なジャンクションを上空から生で眺めてみたいなぁと思います。走ってる側は標識に従って走っているだけなのですが、上から見たらそのクルマたちが美しい光の動線を描く様が堪能出来るに違いありませんもの。世界のジャンクションの写真を撮影している写真家さんもいますね。眺めるぶんには芸術作品とも言える複雑なジャンクション、眺めるぶんには好きです。

 

そんな私が絶句したのがこの記事。

[blogcard url=”https://wired.jp/2017/07/24/interchange-from-hell/”]

 

美しいとか言う前に、これはちょっとその先を行ってます。
走ることを想像しても、箱崎ジャンクションですら間違える自信のある私には到底無理なレベル・・・日本ではここまで複雑なところにまだ足を踏み入れたことはないのですが、どこかに超ハイレベルなジャンクションがあるんでしょうか。