家の近所にあるマツダのショウルームは、ちょっと前まで展示車すべて赤かったのですが、今はグレーや紺の展示車になっています。そのあたりの趣味はなかなかだなぁ、と前を通るたびに感じます。
そんなマツダに関する記事。
[blogcard url=”https://wired.jp/2018/01/14/mazda-distracted-driving-patent/”]
トヨタの「守護天使」システムって・・・。守護天使。微笑ましい。
さて脇見運転のほとんどがスマホ見てるというのはわかります。挙動がフラフラしているクルマなんかもそうですね。私はMT車なので走行中にスマホ操作は不可能です。重要そうなメッセージが来た時のみ、信号待ちでチェックする程度。どうしてみんなスマホ操作しながら運転出来るんだろう、と思っていたのですが、ある日それがわかる機会が来ました。
愛車をディーラーに点検のため預けた時のこと。
代わりに貸して頂いたクルマは街なかでもかなりの数見かけるAT大衆車でした。慣れないクルマですし、お借りしたものなので早めの動作を心がけて、慎重に慎重に運転します。それで約30キロ弱離れた自宅までトロトロと運転して来たのですが・・・途中からとにかく
まーひ。
とにかく暇なんです。動作がひとつふたつ減るだけでクルマの運転はこんなに暇になるのか!と思いました。レスポンスもゆったり目ですし。こりゃスマホいじりたくもなるよ、とその時の私は実感したのです。以前、私の後ろにいたクルマのドライバーは漫画雑誌読んでましたからね。ステアリングの上で。バックミラーでそれを発見した時はびっくりすると同時に、一刻も早くこいつから離れたいと感じました。
こういった体験から「運転するのが楽しいクルマならそもそも暇なんて感じないはず」と考えてしまいますが、どうしたら運転が楽しいと思えるようになるのか。それは個々の主観によるところが大きいので難しいですよね。ゲーム感覚でクルマが司令出してきたら楽しいと思う人もいるだろうし、自分の意のままに操れるクルマが楽しいと思う人もいるでしょう。悪路が好きな人もいるだろうし、最初は楽しかったけど飽きてきた、という人もいるでしょう。
でも、もともとクルマの運転を楽しみとして捉えている人ばかりじゃありません。仕方なく乗っている人もいるでしょうし、仕事上でどうしても、って人もいるはず。そういう人たちに「運転は楽しい」という体験をして欲しいと思うのもまた、勝手な押し付けであるような気もします。運転が楽しくなればスマホ運転もなくなるのか?残念ながらそれはないでしょう。何事もそうですが、どんな状況にあっても「やる人はやる」「やらない人はやらない」んだと思います。
私は愛車を運転するだけで楽しいと思えるラッキーな人間です。余分な機能は要らん!だいたい、助手席から口出しされるのすら嫌いな私が、クルマ自体に口出しされて耐えられるのか・・・うん、ルーテシアだったら許す。