今そこにあるクラッチ

まだ林檎博の興奮冷めやらぬ日々ですが・・・今回は珍しく、少しだけメカのお話。

私の愛車はルーテシア ゼン 0.9MTと呼ばれている通り、マニュアルトランスミッションのクルマです。「左足で左端の謎のペダルを操作し、左手で謎のノブを左右上下に動かして走る」方式です。これ以上の詳しい説明は出来ません。

その「左端の謎のペダル」、一般的にクラッチペダルと呼ばれているペダルです、を左足で踏んだまさにその瞬間から、内部で一体何が起こっているのかがよくわかる初心者向け動画がこちら。

クルマ好きな皆さんはすでによーくよーくご存知のことでしょうが、私にはこんな教材が非常にありがたいのです。

登場するクルマのモデルが若干気に入りませんが、私の左足がクラッチペダルを踏むと始まる「内部ドラマ」が面白すぎて見入ってしまいます。そう、これドラマですよね。「ピタゴラスイッチ」なんかもドラマを感じるので、あれと同じ感覚です。起承転結と言えなくもない。

クルマってすごい・・・今更ですがやっぱりそう感じるのです。どんな乗り物や動く物でもその仕組みを一部でも知ることによって、見方が変わってきますね。人間の関節や筋肉も同じです。普段は見えないから余計に。

私のように非メカ派にとっては、そのパーツのみの動きだけ見てもチンプンカンプンなのです。自分の操作をスタート地点とし、そこからどういう繋がりで何が動いて最終的にどうなるのか、というプロセスを可視化してくれないと理解出来ません。

すべてシースルーで中身が見えるクルマがあったら興味深いのに。人間がエンジンをスタートさせてから走行し、再び止まるまでの間に何が起こっているのかが全部見えたらわかりやすいのに。燃料やオイルなどに色をつけてもらえたらもっとわかる。

そして、なぜ半クラにすると制動力が発生されるのかもわかりました。渋滞の時、ブレーキ使わなくてもクラッチで速度調整出来るのは何故だろう、と思っていたのですよ。ええ、私の知識レベルなんて所詮そんなものです。

 

ところで、私のアタマを担当してくれている美容師くんがクルマを買うそうです。

私「いいね!何を買う予定なの?」
彼「カローラフィールダーとプリウスαで考え・・」
私「カローラフィールダー、いいね!!」
彼「そ、そーなんすよ!カッコいいっすよねフィールダー!!」

てなわけでカローラフィールダーを買うそうです。彼はトヨタ党のよう。私も以前乗っていたので「フィールダーはいいクルマだよ」と言っておきました。3歳の息子ちゃんがいるのでミニバンに走りそうなのに、フィールダーに目を付けてくれて嬉しい。今はハイブリッドもあるし。

私は・・・次もきっとクラッチペダルのあるクルマにします♪

 

「今そこにあるクラッチ」に2件のコメントがあります
  1. 若かりし頃は当然のようにMTの免許を取得しました。
    バイト先のガソリンスタンドでは灯油配達用のトラックも、たまに取りに行かされた2トン半トラックなんかもMTでした。
    働く人たちがクラッチを踏みまくってた時代ですなあ…

    1. 皆さんが当たり前のようにMT生活を送っていらしたのは羨ましい。今とは比較出来ないほどの車種の選択肢もあったでしょうし。
      ただ、きっと昔のMTのほうが運転は難しかったのではないかと推測します。と同時に味わえる「 操る感」が楽しそうですけどね!

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