車内コンサートホール

更新を放置しておりました。皆さんご無沙汰です。プラグインが上手く作動せず、通知が行かない状態になっているようです。すみません・・・そのうち直します。

2月半ばに実母が要介護3の認定を受けて施設入所が決まり、それに伴うあれやこれやで結構精神を消耗していました。それに加えて、今年は1月から物事があまりうまく回らず、仕事も忙しい割には空回りしている感があったり、転職を考えたり、引っ越しを考えたり、これまで親しく付き合っていた人に対して線を引いたり、良くない時期を過ごしていました。

で、今もそんなに好転はしていませんが、とりあえず「やり過ごして」いるような感じです。

そんな中、私を救ってくれるのはやはり音楽とアートなんですよね・・・。3月2日はその両方を堪能してきました。

応援している原澤亨輔さんの個展を銀座にて。

彼のクルマの質感の表現と、スタイリッシュな街が好きです。日本画の岩絵具は自然を描くのに適していると言われていますが、このように都市の風景をカッコよく描ける画材でもあるんだ!と衝撃を受けて以来、ファンです。まだ大学院生なので、将来が楽しみな作家さんです。

そのあとは溜池山王に移動して、推しピアニスト角野隼斗のコンサートツアー東京公演へ。

半年前くらいに抽選で当たり、やっとこの日が来たという感じ。

席はP席。舞台の後ろの席です。近い!手元が良く見える!!

サントリーホールでピアノを聞く場合、2階席やや下手側がベストだと思っていた。でも、P席下手側もアリかもしれないとこの日の発見。しかし、やはり音はちょっとくぐもって聞こえるかも。オケのコンサートではこのP席だと指揮者の一挙一動が良く見えてけっこう楽しいんですけどね。

角野隼斗。あっちゅう間に売れっ子になってしまったけど相変わらずの飄々とした風貌で、硬質なのに色彩感のある音を紬ぎ出す彼のピアノは何時間でも聴いていられる。最初がバッハで始まるのも良かった。最後はチェレスタやアップライトピアノ、鍵盤ハーモニカなどに囲まれて一人ボレロを。あの曲を一人でピアノで演奏する人を初めて見た。大好きな曲だけれど、どうやって弾いているのか手元が見えず残念。10本の指で弾いているとは到底思えない!前半はグランドだけだったので手元が良く見えたのですが、後半は楽器に囲まれて見えず。。。

コンサートホールで大好きなピアニストの奏でる音楽を聴くというのは、生きてて良かったレベルの楽しみであると再認識した次第。

で、先日Appleが「Appleミュージッククラシカル」というアプリを出して、これがもう人生になくてはならないアプリなんですけど、このアプリのせいで「聴きたい曲があり過ぎて夜も眠れない」?状態になっています。私は自分も弾くのでピアノの楽曲が一番好きなのですが、ピアノ楽曲と一口に言ってもピアノ単体の曲、ピアノコンチェルト、ピアノ〇重奏、歌や管弦楽の伴奏などなど、時代や国やジャンルを超えて気が遠くなるほど存在するわけで、残りの人生あとどれだけ聴けるのか・・・

一昔前ならCDを買ったり借りたりしないと聴けなかった音源も、今では手軽に聴けるようになりましたね。素晴らしいこと。だけど、クラシックは特に、少しでも良い音で聴きたい。かと言ってオーディオにこだわってはいないし、そこにお金をかける気はないので、最低限の良い音でいい。自分の寝室にミニコンポはあるけれど、、、、そこで、ハタと気づいたのです。

Zの中で聴けばいいじゃん、と。BOSEが入ってるし。

というわけで最近の朝夕の通勤時は、Zの中がコンサートホール。いや、これまでもクラシックを含め常に音楽を運転中に聴いていましたが、比較的新しい録音のピアノコンチェルトなどを再生すると(特にラフマニノフやプロコフィエフなどのロシア物が最強、オケはアメリカのオケが迫力)、迫力が段違い。たまに感極まって一人で泣いてます。アプリ経由でも、私には十分に良い音なのです。

そうやって自分にとっての「好き」を、どんなに小さなことでも大切にして過ごしていきたいと改めて思った3月初めなのでした。

「車内コンサートホール」に2件のコメントがあります
  1. このブログを楽しみにしている一人です。原澤さんの絵、とても素敵ですね。一度、直接見てみたいです。「好き」を大切にしていきたい、その通りですね。僕も心がけたいです。これからも、どうぞご自分のペースでお書きになってください。

    1. とさま様
      こんばんは、早速ありがとうございます。現在色々と設定をいじっており、お見苦しい点もあるかと思いますが、
      読んでいただいているだけでとても嬉しいです。どうかとさまさんもご自愛ください。
      原澤さんの作品、本当に素敵なんですよ!機会がありましたら是非。
      またぼちぼち更新していきたいと思ってますのでよろしくお願いいたします!

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