見慣れぬパートナー

今回、初めて中古車を購入したので、ルーテシアの時に施工したコーティングは必要ないのではないかと考えていたが(新車だからこそ意味があるのだと思っていた)、私の元へやって来たZが案外きれいだったので気が変わり、KeeperLaboへ。ヘッドライトクリーニングもセットで施工してもらった。

年齢のわりにはじゅうぶん綺麗ですよあなた

ボディカラーを記入する箇所でおおいに迷った。悩んだ挙句、「茶」と記入したが後味が悪い。なぜなら私はいわゆる茶色が好きじゃないからだ。このZの色はプレミアムディープマルーンという名前がついており、深みのある栗色なのだ。光によっては紫にも赤茶にも見える複雑な色味で・・・ああ、栗色と書けば良かった・・・

ところで、Zが来てから1週間。まだまだ見慣れない。眺める時間もまだ少ないし、洗車も一度しかしていないので、駐車場に停まっている姿を見ても「カッコいい!!」とは思えどまだまだ「私の愛車だ!!」と実感出来ない。今回もリアのランプ類が点いた後ろ姿を見て「夜のお尻も素敵なんだなー」などと悦に入っていた。

屋根も洗ってくれた。乾くまで開けないけどネ

私はクルマも好きだし走ることも好きだけれど、いかんせん未だ入門者の域を出ないため、私の代わりに整備やメンテナンスをしてくださる方々(ディーラーのメカニックさん、タイヤ交換店やコーティングショップのスタッフさんなど)には感謝しかない。もはや美容師さんや化粧品カウンターのBAさんと同じくらいの存在である。

さて、タイヤを替えて一番変化を感じたことは、私とZの距離感だ。

古いタイヤの時は、私とZの間にまだ壁というか間があったような気がして、「んーでもこんなもんかな」と思っていた。いずれ慣れるであろう、と。それがタイヤを新調したら、「なんかすっごい私と近くなってない?」
つまり、操作性が向上したということなのだろうが、これは単純に嬉しい変化だ。

まだ市街地走行しかしていないが、はっきり言って「宝の持ち腐れ感」がある。アクセルペダルを踏み込む角度は浅いし、ほとんど惰性で走行している時も少なくない。ルーテシアZENと比較するとすべてが3倍強な感じだが、その重さはとても心地よく、新鮮。シートポジションも地面に近く重心が低くなるので、運転に精神的余裕が生まれる。高速道路の右車線をかっ飛ぶ背の高いクルマたちとは正反対。まあ、これだけ低く重いってことは高速道路では・・・と期待が高まる。ウホッ。

一度、好奇心でアクセルペダルを少し深く踏み込んでみたら、私は置いて行かれた。
自分のクルマで加速してムチ打ちになるという間抜けなことが起こり得るかも、と本気で思った。だってその加速が、すごくポーカーフェイスなんだもん。ルーテシアの時はターボがあったので「今から加速するよ!バビューン!!」という感じなのに対して、Zは何事もないようなそぶりのまま、ものすごく自然なさりげなさで、メーターの針がスーッと上がる。そして後ろから押し出されるような感覚で、私は置いて行かれる。これは新感覚だ。

制動にも不安がない。しっかり止まる。ふわふわしない。そして、このZはATだが、私の従来のATのイメージを覆した。エンブレは良く効くし、重いので速度調整がしやすい。MTモードはまだ試していない。って、あれっていつ試せばいいのだろう。

Zのポテンシャルを100引き出すのはプロドライバーレベルじゃないと無理なのでは、と思う。例え私がこの子と一緒にサーキットへ行っても、きっと10も出してあげられない。でも忘れちゃいけないことがある。これは確かにZだけどロードスターだ。だから、私の元へ来た。毎日走る道の景色が映画みたいに見える。街の喧騒や虫の鳴く声が心地良く耳をかすめていく。お月見も出来る。時々「なんかいい音するクルマが近くにいるぞ」と思って見回すとそれは自分のクルマだという喜び。屋根を開けても閉めても楽しい。店のショウウインドウに横切る走る姿は美しく、そしてこれはニッポンのクルマだ。

私とZの物語はまだ始まったばかり。もっと仲良くなりたい。

2 Replies to “見慣れぬパートナー”

  1. ひろさん
    当然まず赤を探したのですが、ノーマルで程度のいいものが皆無でした。さすがレア車。
    しかしながら、ワインレッドの屋根に憧れてもいたので、今回のZの色は全体的に気に入っております。
    画像だとどうしてもわかりづらい色なので、いつか実物を見ていただけたらいいなと思います。
    ひろさんのルーテシアもお元気そう!

    天井無限大の開放感は新鮮です。閉めたら閉めたでタイトな感じですし、楽しく乗れます♪

  2. そういえば今回は赤いボディじゃないですね。素敵なカラーです。表面を整えてコーティングを施して、一段とカッコよくなったのでしょう。今でも小さな耐久レースなんかではよく屋根のない車で走ってますよね。屋根のない車であることがカッコよかったりします。可能性としては十分アリです!(そんなの求めてないでしょうけれど

    私のルーテシアは前のバンパーだけ新しくなったのでコーティングどうしようかなぁと考え中です。

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