白黒付けるのは恐ろしい

ついにこの日が。

椎名林檎のセルフカバーアルバム「逆輸入 航空局」がやって来ました。林檎とともに20年・・・来年のツアーのチケットも入手したし、ともに20周年をお祝いしたいと思います。

彼女は作家としても非常に良い仕事をしており、だからこそセルフカバーが成り立つのですが、
今回もオリジナルとは別アレンジで聴かせます。
そして、このインタビューで私は泣きました。


さて、今回のアルバムもネコさん始めお馴染みの演奏家の皆さんががっしりと脇を固めていて、濃い内容です。
ただ、提供楽曲なので林檎独自の世界は歌詞においては少しなりを潜めていると感じつつも、石川さゆりさんに提供した作品はほとんど違和感ない世界です。
「名うての泥棒猫」は個人的に不倫ソングの最高傑作だと思ってます(ちなみに次点は同じく東京事変の「遭難」ですかねぇ)

 

そしてジャケット。文楽人形キター!!

 

どちらかと言うと歌舞伎より文楽が好きな私はこれだけでもテンション上がりまくるのですが、吉原オタクでもあるので遊女の成りをした人形とか見ているだけで幸せです。ちなみに前作の「港湾局」では、林檎自身が太夫になってどーんと写っていました。彼女が音楽監督を務めた映画「さくらん」も、主演の土屋アンナ以外は素晴らしい仕上がりで今でも時々見返します。ちなみにこの作品は大好きな漫画家、安野モヨコ原作。江戸吉原が舞台。色彩感が好きな蜷川実花監督。林檎が音楽。かっこいいオバちゃんNo.1の夏木マリ出演。と私にとってはたまらない作品なのでした。本当に主演の土屋だけが残念・・・

これまでもバレエダンサー首藤康之さんに提供したピアノ5重奏曲 Between today and tomorrowや、故中村勘三郎から依頼を受けた歌舞伎用の「玉手箱」(勘三郎さんの最後の恋人だって言われてましたね)、野田秀樹の舞台、記憶に新しいリオ五輪での東京セレモニーなど如何なくその才能を発揮しています。昔はこうだったのに。

 

でも、この頃から只者じゃない空気はありました。
デビューの頃が懐かしすぎる。私も若かった。今でもステージで彼女が拡声器を持つとそれだけで泣けてきます。

今回のアルバムは林檎オリジナルのアルバムよりは気楽に聴けるであろうと思っていたのですが、実際は「朝から聴きたくない」種類のアルバム。やっぱり夜に聴くのが良さそうです。イケイケの気分の時も落ち込んだ気分の夜も、このアルバムなら薬よりも効きそうな気がしますね。年内は自室でも車内でもヘビロテ決定です。

そして、アルバム発売に合わせたメディア露出が増えてこれまた嬉しい限り。
ステージでは七変化をする林檎ですが、最近はシンプルなショートヘアでの露出が多いです。高校生の息子さんとまだ就学前の娘さんがいるんですよね。まさに「全てを手に入れた女」。
来年のライブも今から楽しみ過ぎます!

普段はテレビを観ない私も林檎の出演に合わせてテレビの前に座っています笑。

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白黒付けるのは恐ろしい” への2件のフィードバック

  1. DRIVER "A" のコメント:

    私も時々自分でよくわからなくなることがありますが、そんな時は「直感あるいは直観」に従うので笑、やっぱり女はそういう生き物なんだと思いますね。男性には永遠にわからないゆえに、男女の関係は面白いのだと思います。

    林檎は今でも左右の鎖骨が非対称なので、アルバムの曲順(曲名の文字数)を左右対称にしたりとか、ものすごいこだわりようです。彼女がデビュー当時から持つある種の「暗さ」の根底には、そういったこともあるのでしょうね。これからも己の道を突っ走って欲しいと思います。

  2. hiro lutecoco のコメント:

    女性という生き物は、「勘」で生きていると思うんです。

    だから私には女性の根本的な部分はサッパリ分からない。笑

    記事中にある椎名さんの抱える身体的な障害を読みつつ写真の笑顔を見ると魅力が倍増するように感じます(変態?)。とても魅力的(安っぽい言葉しか知らない自分が情けない)です。

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