BLOG 経験という名のフォルダ

先月半ばあたりから怒涛の体調不良に陥り、今は「低め安定」ってとこですが、この秋は一大目標として「体をどうにかする!」というテーマに挑みたいと思います。

と書くと「ダイエット」が真っ先に思いつくのですが、どちらかと言うと「自分が自分で心地いいと感じる体作り」のほうがメイン。結果的に余分なもんを落とせたら万歳ですが、とにかく先月の体のだるさや重さを引きずりたくない一心であれこれと改善していくつもりです。でも煙草はやめないと思う・・・コーヒーはすでに減らしました。習慣的に飲むのではなく、本当に飲みたい時に美味しいコーヒーを飲む、というスタンスに。酒はもともと飲まないので変わりありません。

まず代謝を上げて日々体調を意識するために地元のホットヨガスタジオに入門。何軒か体験に行きましたが、「ヨガを習いたい」のではなくて「代謝を上げて自分の体の状態にフォーカスする」のが目的です。ヨガ自体は自室でも出来るので、瞑想とかリラクゼーション目的なら自室でやればいい(むしろそのほうが効果的)。だから、会費が安くて予約の要らないスタジオを選択。余計な営業活動とか販促とかなくて気楽でいいんですよ。お稽古したいわけじゃないからイントラのレベルも気にしません。

最近はメンズヨガも盛んですね。ヨガ=女性がやる、というイメージがそもそも間違いなんですけど、クルマ好きな人にはサーキット走行の前とか効果的なような気がしますよ。

それから、「選択を迷ったら、まだやってないことのほうをやる」というルール。新しい何かに挑戦することを恐れないようにすること。
これは、私がここで書くよりも、とってもわかりやすい動画があります。

 

 

たまたまYoutubeでヨガ動画を探していた時に発見したのですが、このArisaさんが「意外と近くにいるようでいないザ・健康美人」な上、なかなか変わった経歴の持ち主で、自分に常に問い続けながら前向きに生きている人を私は好きです。この「近所のお姉さん的な」話し方も気取ってなくて親しみやすく。彼女のヨガ動画はわかりやすくてポイントがよく押さえられているのでおススメです。特に首回りのストレッチは効果大でした。

確かに、慣れたことをやるほうが楽なんですよね何事も。
新しいことを始めるには不安や迷いがつきものですし、もしかしたら失敗してお金や時間の無駄になるかも、とか考えがち。でも、それだってやってみなければわからないものです。例え失敗したとしても、それは「経験」というフォルダにいったん保存され、いつか役立つ時が来るのだと思います。私もこの年代になって、過去「嫌になって辞めたこと」が経験として役立っていると実感しています。例えばバレエとピアノと三味線。約10年我慢して習っていましたが(三味線は3年くらいかな)、練習が嫌で嫌で部活を理由に辞めました。でも大人になった今、ピアノのレッスンを再開して弾きたい曲を弾けるようになっているのはその時の経験があるからですし、ヨガにしたってバレエで培ったストレッチや体の動かし方がベースにあるから抵抗なく入っていけるわけで。三味線は、昔はその良さがまったく理解不能だったのに、今になって伝統芸能を好んで見るようになってから「私は意外にも三味線の音が好きなのだ」ということがわかったり。無駄なことは何ひとつありません。絵に至っては「観るのは大好きだけど描けないのがもどかしい!」というコンプレックスから一歩を踏み出しました。ですが大学という場所柄、これまで無縁だったジャンルの本や知識を得なければ前に進めないため、新しい発見が数多くあります。レポートを期日までに提出出来なかったこともありますが次回またやればいいのです。

そして、その「新しい挑戦、新しい発見」は、愛車ルーテシアもたくさんもたらしてくれています。このクルマに出会わなかったら、乗り換えるクルマも適当に普通の国産ATの小回り効くやつでいいよ、となっていたかもしれませんし(うーん、さすがにそれはないかなぁ)、わからないものですね。

私の周囲でも、年を重ねても生き生きとしている元気な方は何かしら「挑戦」や「没頭出来ること」をお持ちです。女性の場合はエイジング化粧品や若返りに心を砕くよりも、自分の領域、世界を広げることのほうがよっぽど効果的なんじゃないかと思います。