平日の夜、某喫茶店。
レポートを執筆するために来たのですが、3つ離れた席での会話が断片的に聞こえてきます。
「・・・ポルシェのフレームってさぁ・・・」「・・・ワゴンR、ダメだよなー・・・」「・・・阪東橋でガス欠になりかかって・・・・」「・・・マイナーチェンジしたじゃん・・・」
お、クルマ談義かい?
チラっと見ると年の頃、20代前半の3人組。うち2人はこちらに背を向けているので、お顔まではわかんなかったけど。一人はガタイが良くてロゴ入りスウェットに流行りのツーブロヘア。一人はGジャン、明るい茶髪のストレートに眼鏡。最後の一人は同じくロゴ入りスウェットに横顔にちょび髭。ヤンキーではなく、かと言って大学生特有の生青さもない。3人ともサンドイッチを食べて煙草を吸って、食後にケーキを頼んでるあたりが微笑ましい。ウエイトレスの女の子に対しても礼儀正しく接していたので、きっと普通の子たちなのだろう。Gジャン眼鏡が一番知識がありそうな感じで、彼が他の2人に色々情報を与えている、という雰囲気。表情からわかることは、とにかく楽しそうだ。聞いていてもごく一般的なわかりやすい話題で、私が普段聞いているようなディーパーな話題ではなく、若者らしいピュアな好奇心ってものを感じて、妙に清々しい気持ちになりました。
「・・・俺が前に乗ってたVOXYはさー・・・」 おおっと、ミニバン族か?
「・・・やっぱり乗ってナンボだよな・・・」 おおっと、意外にイイこと言うじゃん笑。
若者のクルマ離れが時々話題になったりしますけど、こうやって夜の喫茶店で男の子たちがクルマについて談義しているというのは、いい風景ですね。昔はきっともっとあちこちで、こんな風景が見られたのでしょう。皆さんもそんな一人だったのでしょうか(もっとマニアックな話題を満喫していたのでしょうけど)。
ま、先日「自称スポーツカー男」にスルーされた私ですが、「ミニバンな君たちよ!いかにルノールーテシアが素晴らしい魅力的なクルマか、おねーさんに今すぐ語らせておくれ!!」って心の中で思いながら、微笑ましく聞いていました。
地元のカレー屋さんでも、ルーテシア仲間とお喋りに興じていたらマスターにまで「漏れ聞こえてくるところによると、何やら先ほどからすごいディープなお話をされていらっしゃいますね」と言われる始末。いやいや、私がいる時点で決してディープな話ではないのですけどね。そういうマスターもミニ・クーパー愛好家・・・フランス車の話自体がディープなのか・・・分かり合える何かがあったに違いありません笑。
おねーさんに今すぐ語らせておくれ!!
↑
遠慮なく語れば良かったと思います。笑
たまには普通のCAFEに行こうかなぁ
いやいや、ドン引きされること間違いないですからね。もし彼らがフランス車について語っていたらドカドカ上がり込んだと思います。
普通のCAFEじゃないCAFE・・・GTカフェしか思いつきませんが、ひろさんお気に入りの普通じゃないカフェが他にもあるんですか?