ドライビングシューズへの長い旅

悩ましい靴問題

運転時、どんな靴を履いていますか?
ぶっちゃけ、結論として自分が運転しやすければ何だっていいと思います。靴を履かない、というのも当然アリです。

私は愛車ルーテシアに出会うまで、運転用の靴のことなど考えたこともありませんでした。
以前のAT車は何の疑問も持たずにハイヒールやブーツでも運転していたくらいです。ヒールの底が支点となるため、フロアマットにそこだけ穴が開いていたような記憶があります。

一般に靴を買う場所としては、最近ではショッピングモールさえ行けば大手チェーン店、女性向けのフェミニンなショップ、トラディショナルな国産メーカーなど色々あります。スポーツショップもですね。品揃えならネットショッピングでしょうか。また都心部のデパートや銀座、セレクトショップなどに行けば芸術作品のように美しい靴が陳列されています。私も、クリスチャン・ルブタンやジミー・チュウ、マノロ・ブラニクなどは見ているだけでウットリします。
ですが、今、ここで語りたいのは「運転する時に履ける靴」です。もともと靴好きであったこと、MT車のペダル操作にビビったことで、私の「運転靴」を探す旅は始まりました。

ドライビングシューズ(女性用)の実態

世の中には「ドライビングシューズ」とカテゴライズされた靴があります。例えば大手ショッピングサイトで「ドライビングシューズ」で検索してみると、あらゆる靴が登場してきます。価格もピンキリです。しかし、靴のスタイルとしての「ドライビングシューズ」がほとんどであり、実際に使えそうな靴は意外と少ないことに気づきます。

私の条件は、
1.ソールがヒール部分まで回り込んでいる
2.出来るだけソールが薄い
3.履いた時に美しく見えるシェイプ
4.街なかを歩いていても違和感がない
5.華やかできれいな色、または柄

この5つの要素を満たす靴であり、かつサイズがフィットするものを探すわけです。

 

 ヒールの高さを6センチ縮めて

スニーカーは学生時代以来、ほとんど無縁です。どうにも足が落ち着かなくて。長きに渡りハイヒールを履いていたせいか、運転用としてフラットな靴を履き始めた時も違和感がすごかったのを覚えています。ですが慣れとは恐ろしいもの。スカートも滅多に履かないのですが、ある時ある場所でお食事をすることになり、珍しくワンピースなど着込んで愛車で出掛けました。当然、足元はフラットシューズですが、さすがにヒールを1足、助手席の下に積んで行きました。そうだ、履き替えればいいんじゃん!と気づき、以来、TPOに合わせて別の靴を積んで行くこともしばしばです。

ですが日常の話になれば、わざわざ履き替えることなどしません。ずっと同じ靴のまま1日を過ごすので、上記5項目を満たす靴が必要になってきます。これがなかなか無い!これまでは妥協してCROCSのフラットシューズを愛用していました。CROCS最大の長所は丸洗い出来ること。足も汗をかきますし、暖房の風が当たったりして蒸れたりもします。見た目がちょっとカジュアル過ぎるのですが、旅行には最高。

素足みたいな感覚になれるCROCS Rio。ペダルの感覚もわかりやすい

 

ハイクラスなTOD’Sも理想ではありますがコレクションしたら大変な金額になります。先日通りがかりのTOD’Sのブティックを覗きましたが、女性用のラインナップが少なすぎて退散してきました。ウェブだとたくさん出て来るんですけどね。

色も素晴らしいゆえ、手入れが大変そう

そんなわけで今も旅の途中ではありますが、最近クラークスで発見しました。

 

Clarks Natala Rio ちょっと踵がごっついけど。

 

もともと豹柄は好きですし、お値段も手頃。ネットショッピングだったのでサイズだけが不安でしたが、返品も出来るのだから、と取り寄せてみました。結果、サイズもラッキーなことに問題無しでした。UKサイズになってます。Gパンにも合いますし、街を歩いていても違和感がありません。また、ペダル操作もきっちり私の足にフィットしたまま行えます。サイズが合っていても、踵がパカパカ浮く靴もありますからね。最近ではシューフィッティングする時は必ず椅子に座って足首を曲げて確認するようにしています。

 

中途半端は垢抜けない

「オーダーメイドの女性用ドライビングシューズ」なんてのも見つけたのですが、形がストラップ付きのバレエシューズタイプ。すごく可愛いんですよ。私の苦手な可愛さです。それに、何となく「上履き」に見えなくもなくて・・・。ストラップはイマイチ。ドライビングシューズの機能も持ち合わせて、かつ女の子チックな要素も盛り込むと、中途半端になってしまう例だと感じました。やはり世間一般の女性的感性だと、可愛いものが正義なのですね。
私にしてみれば、女の子チックな靴を履きたければハイヒール1足放り込んどけばいい話なんです。履き替えれば済む話なので。このタイプにこの金額を出すならば、最初からRepettoのバレエシューズ買います。オーダーメイドも可能ですし。

私は自分のルーテシアが大好きなので、彼女のために選ぶものは出来るだけ妥協したくない、と日頃から思っています。ゆえにひとつのアイテムを探すのにも、ものすごく苦労はするのですが、それがまた楽しくもあります。冒頭で書いたように履きなれた靴が一番ではあるのですが、それにちょっと新しいこだわりをプラスしてみるのもお薦めです。