指も筋トレ・・・

11月11日はベースの日だそうですね。1111、4本だからかな?

私は残念ながら弦楽器はまるでダメなので、ピアノのお話です。
大好きなワルツ第7番嬰ハ短調 by フレデリック・フランソワ・ショパンをようやく弾けるようになりました。ヘッダー画像はお気に入りのショパンTシャツです。

ショパンの曲を弾く時、いつも思うのは彼の人生。
21歳で故郷ワルシャワに別れを告げ、花の都パリに出て、友人で当時のアイドル、リストの力添えもあり名が売れます。しかし繊細な年下芸術家を食うのが得意なジョルジュ姐さんの毒牙にかかり、病も発症し、色々と大変な人生に・・・
2度と故郷に戻れないと悟ってから眺めるパリの空は、彼の心にはどんな風に映ったのだろう。

私の好きな「たなかっち」の演奏でどうぞ。
見た目は何となくスバル乗ってそうなイメージ。電子ピアノですが、この子の演奏すごく胸に響くんですよね、なぜか。
この生活感を隠そうともしない空間から奏でられる豊かな音にいつも感心しています。

この曲は
A-A’-B-C-B-A-A’-Bってな具合に思った以上に長い曲だったのですが、もう後半疲れて指がもつれる。息が上がる。集中力も切れる。ここでも年を感じて悲しくなりましたね。もう1曲通しで弾く体力もないのかよ!?って。

先生に伺ったところ、やはり指も筋トレが必要とのこと。
一番手っ取り早いのは、すべてスタッカートでゆっくり負荷をかけて弾くことだそうです。そういう意味では楽器を演奏するのは運動との共通点が多々あると思います。

そして、ピアノという楽器。
以前、ピアニストの本田聖嗣さんがメールマガジンで「ピアノとクルマ」についてのコラムを連載されていたのですが、ちょっと難解で面白かったです。両方とも工業製品であり、金属から奏でられる音色についてフォーカスした内容だった記憶があります。
日本ではエンジンにも楽器にもYAMAHAって書いてあるのがありますが、ピアノにもやはりクルマと同じようなお国柄が出るもんなんでしょうか。
残念ながら私のレベルではせいぜい家の電子ピアノとお稽古場のアップライト(両方ヤマハ)しか試せないのですが、同じ国産でもヤマハとカワイはテイストが全然違うみたいですし、ピアノ選び、つまり楽器選びはクルマ選びと共通することもあるかもしれませんね。

コンサートなどで一流ピアニストの演奏を聴く時はたいていスタインウェイのピアノですが、スタインウェイはアメリカ。じゃあアメ車的な、アメリカ的な音なのかと言われたらよくわかりません。オーケストラだともう少しわかりやすいんですけどね。ヨーロッパのオケと比較すると、アメリカのオケはデジタルな音がすると思いましたから。そして日本のオケは全員上手なので音が平均的な感じがします。悪く言えばあまり豊かな音色ではないと感じます。意外と南米あたりのオケの音が人間的で好き。

でも、楽器単体となると音の聴き比べって難しい。家にあるCDをかたっぱしから聴いてもいいのですが、それが果たしてピアノ独自の音なのか録音環境なのかピアニストの個性なのかシロウトには判断しづらいですしね。

本当はラヴェルなどのフランス近代、ラフマニノフなどのロシア近代、バッハなどのバロックがとても好きなのですが、とても弾けるレベルになく。ベートーベンなどの古典派は好きじゃないので、ショパンあたりがやはり一番現実的で、ベタですが良い曲がたくさんあって夢中で練習出来ます。次は自分の中で「富士スピードウェイ」のテーマであるリストの小品を弾いてみたいのですが、楽譜見たら難易度高くて無理っぽい・・・

死ぬまでには幻想即興曲、が目標です。幼稚園の頃、初めて好きになった思い出のショパンの曲なので。でも明日死ぬ可能性もゼロじゃないから本当は今すぐ挑戦したい!