今朝、134号線で

屋根にロードバイクを積んだ、いぶし銀のような色をした昔のルーテシア(3かな?)が渋滞を作っており、なんかいいなぁ、微笑ましいなと横目で眺めつつ私は右車線を急ぐ。以前、時々見かける赤いクラシックミニが故障したらしく路肩に止めて渋滞を作っていたが、その時も「ミニだもんね、仕方ないよね、直るといいね〜」というほんわかした気持ちになったのと似ている。

川瀬巴水『相州七里ヶ浜』1930年

ルーテシアを久々に見た。例えば。白いBMW3シリーズは毎日10台以上はすれ違うのに、本当にルーテシアはいない。新しいのが出て少しは増えたのかと思っていたけど、未だにいない。新しいメガーヌはたまに見るけど、あのオレンジがね。私がジヨン・シリウスMが好きな理由とまさに正反対。ジヨン・シリウスMはため息が出るほど好きな色なのではあるが、私のルーテシアが納車されて以来6年間で「もっとも接近されて煽られた」のがこの色のRSだったという苦い思い出もある。オラオラ運転の代表格である高級&低級ミニバン勢ではなく、ルーテシアに煽られた私のルーテシア・・・あんた、今度会ったらただじゃおかないよ。

今日は天気が良くなかったので、人の少なさを期待して鎌倉へ出かけてきた。出かけてきた、と言っても私の故郷、古巣なので、観光というのともちょっと違う。藤沢から江ノ電に乗って無駄な時間をかけて行く。新しい家々が並び、車窓からの景色もずいぶん変わった。

海景だけは変わらない。

高校生の時から通っていたキャラウェイのエッグカレーを食べ

昔はよくデートに使ったミルクホールでデザートを食べ

また江ノ電で無駄に時間をかけて帰ってきた。

鎌倉は好きじゃない。むしろ嫌いなのだけれど、懐かしさや郷愁の感はある。嫌な記憶も幸せな記憶も残っているが、やはりどこか暗い街だなと今日も思った。湘南は、西のほうが明るい。鎌倉、逗子、葉山と東へ行くほど暗くなる。終着地はY須賀・・・天国か地獄か。

さて、本来この夏は行きたい展覧会が目白押しであったのが、都内の感染状況と五輪を鑑みて、まったく行けてない。むしろ怖くて行けない。SNS等で展覧会の情報が流れてくるたびに地団駄を踏んでいる状況だ。美術館やギャラリーは恐らく大丈夫だろうが移動手段のリスクを考えると地元から出たくない。いつまでこんな世界が続くのだろう。

しかし、私は楽しいことだけを考えて1日を積み重ねていきたい。だから、このブログにも楽しいことを書き連ねていこう。そして、これまで何かしらのきっかけを通して私と繋がったすべての人々に感謝しながら、過ごしていきたいと思う。

「今朝、134号線で」に2件のコメントがあります
  1. 大丈夫だろうか?と気にしていました。お元気そうで良かったです!それにしてもメガーヌ?ルーテシア?に煽られた経験があったんですね。私たちのルーテシアもどんどん年数を重ねていきますね。古いコンパクトカーという認識をされるくらいに長く大事に乗りたいと思っています。一方で、プジョー208GT LINEも形が好きで、たまに見かけると良いなぁと思っています。もしルーテシアがどうにも動かせなくなってしまった場合は・・・と考えています。

    1. 今更のお返事で申し訳ありません!はい、だいぶ元気になってきました。
      そーなんです、あのルーテシアは忘れないですよ笑。
      ひろさんは今後もフレンチ路線なのかしら?「私たちの」ルーテシアの完成度が高すぎて、他のフレンチは目に入りません!

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