愛車ルーテシアとの出会い・・・
それはただ単に新しいクルマとの出会いばかりでなく、新しい世界との出会いでもありました。

それを象徴するイベントが、先日伊豆界隈で開催されました。

その様子は某SNSブログで詳細を書きましたので、ここでは違う風に。

自分はまず、こういったイベントとは無縁の人間だと昨年まで思っていました。何しろクルマに関してこれまでハマったことは皆無でしたし、人付き合いも苦手ですし、同じクルマに会いにはるばる遠路を走るなんて考えたこともありませんでした。それどころか、クルマの集会と聞いてイメージするのは、〇黒パーキングなんかでドンチャカやっているような、黒いイメージです。縁のない世界というか、むしろ関わりたくない世界とも言えました。恐らく、普通にクルマを運転する人の多くがそうだと思います。

私の愛車は、普段見かけることはほとんどありません。1ヶ月に1回見るか見ないかってくらいの少数派です。地域性もあるかもしれませんが、同じルノーのカングーはそこらじゅうを走っていますが、ルーテシアは本当にいません。だからでしょうか、そんな私でも「他のルーテシア」見たさに、最初の一歩を踏み出したのが昨年の春でした。

オンラインだけのやり取りだったので不安なままでしたが、そこで出会った人々は「また会って話してみたい」と思えるような人々でした。私は自分でマイノリティを自覚していますが、それでも「なんか楽しいぞ!」と感じるような世界だったのが自分でも意外で。

これまで生きてきて、今このタイミングでこのクルマを選んだことで出会えた世界。
それはとても狭くて、それなのに色彩豊かな、そして包容力のある不思議な世界。それを具現化しているのが、今回の大規模なルーテシア・オフ。その世界を体験してもらいたくて、友達も連れて行きました。

 

 

お友達が丘から撮ってくれた1枚。拡大するとしっかり写ってました!

 

至福の風景。

 

 

この色彩も魅力のひとつ

 

決して趣味性の高いクルマではないと思います。特に私の愛車ゼンなどは思いっきり実用車というか大衆車と言うか(本国ではね)。でも、街に溢れている似たようなクルマたちの中で、やっぱりルーテシアは変わっているんだと思います。ルノーというメーカーを知らない人もいるかもしれません。実際、私も「聞いたことはあるけど実際どんなのか知らない」レベルでした。ゆえに、乗っている人々も相当変わっているんじゃないかと想像出来ますが、私が違和感を感じないってことはやはり変わっているんだと思います。だから、居心地がいいんでしょう。みんな違って当たり前だから。右にならえ、の世界じゃないということが。

これから先、誰しもいつかはこの愛しいクルマを降りる日がやって来るでしょう。でも、その人の人生に刻まれたルーテシアとの時間は永遠です。そう思えるクルマに私は初めて出会ったのでまだ想像がつきませんが・・・

同じルーテシアに乗る人々の好意と情熱とで成り立っている素晴らしいイベントでした。終わった後に、思わずすべてのルーテシアとその人々に感謝したくなる、あったかい気持ちになれる時間。こういう時間があるから日常を頑張れる。「クルマが趣味です」とまでは言い切れない私のようなビギナーでも幸せになれる。そんな週末でした。

↓試しにebay UKのバナーを貼ってみました。ルノー関連が出てくるハズなんですが・・・