愛車のドアこそが私にとっての「どこでもドア」。
開けなければ何も始まらない。そして、閉めれば自分だけの世界へ。そして、行きたいところへ連れて行ってくれる。

初期の記事で助手席ドア問題を書きましたが・・・自動ドアを含めてドアを開けてもらえることに慣れてる人以外、ドアハンドルは必ず触れるものです。

余談ですが海外の市街地でタクシーに乗車する時、日本での癖が出てドアが開くのを待ってしまうことがあります。あれはちょっと気恥ずかしい。

 

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私の愛車ルーテシアは、フロント2枚はバー型のハンドルになっています。
どこから手を入れるかはその時によって違います。親指だけをひっかけることもあれば、上から4本指を差し込む時もあります。下から差し入れて軽く引くこともあります。片手で荷物を持ったりしていると自由度の高いバータイプは使い勝手がいいですね。でも、時々「外れるんじゃないか」という感じがしないでもない。あのちょっとした不安感が私の愛車らしいとも思う今日この頃ですが、引っ張ってみると意外と細い、頼りないワイヤーみたいなのが見えます。いつバー部分だけポロンと取れても驚かない。取れたら笑っちゃう。

ルーテシアはリアがピラーに埋め込まれたフラップ型ですが、コッチのほうが開けるたびに取れそうな触感を感じます。樹脂ですし、フラップを手前に引いたままさらに力を加えるので、ドアの重さに耐えられそうな気がしないのです。あれは、フラップを引いてドアが少し開いたら、そこから手を入れてドア本体を押し開けたほうが安全な気がしますね。そして、お掃除もちょい大変。未塗装樹脂なので劣化が目立ちやすいため、定期的にバリアスコートを塗布したりしています。

でも、この3年と数か月、なんだかんだで一度も壊れたことはありません。いつ壊れてもおかしくない雰囲気を醸し出しながら壊れてないので、すごいなと思います笑。普段リアは使わないから、というのもあると思いますけれど。

でも個人的には凸より凹なドアハンドルが好みです。以前、ルノーのイベントで見かけたクルマで、どうやって開けるのかわからないドアハンドルがありましたけど、素敵でした。神は細部に宿る・・・とまでは言いませんが、そういう細かいところに洒落た仕掛けがあるものに惹かれるので。

まあ、今にドアハンドル自体がなくなってもおかしくないですけどね。でも、ドアハンドルって人間で言えば全体のコーディネートの仕上げに投入するアクセサリーとか小物と同じだと思うんです。小さいけど全体の印象を左右するのにけっこう影響力があると思います。例えば私はルーテシアを初めて誌面で見かけた時、2ドアだと思いました。なぜなら、ドアハンドルがひとつしか見えなかったからです。

また、何度も触るところなので傷や汚れはどうしても避けられない。かと言ってそれを防ぐための何かを施すと、全体のルックスにも影響を与えてしまう。けっこう悩ましいパーツでもありますね。

会社でミニバンに乗っている人がいて、お昼の時など時々乗せてもらうのですが、あのスライドドアはいつも笑ってしまいます。なんか部屋の押し入れをガラっと開けてるみたいで所帯じみてませんか。狭い駐車場などで威力を発揮しますけど私には無いなぁ。

「open the door!」に6件のコメントがあります
  1. ドアに残る方の小さいカバーがいなくなるのはよく聞きますが(笑)

    職場で使っているN社のX-TRAI〇のソコがとても脆いです!壊れます!

    1. 実話だったんですね(笑)!!

  2. ボクは日本でも、タクシーを自分で開けたり閉めちゃったりして、運ちゃんに「あっ」て顔されるコト多いデス。。
    だって、さっさと乗りたいし、乗ったらさっさと閉めて欲しいしw

    最近は、ドリンクホルダーより、スマホホルダーが有ると嬉しさを感じるコトが多い♪

    1. 今まで疑問にも思いませんでしたが、別に自分で開けてダメってわけじゃないんですね。
      確かにさっさと乗って閉めて欲しいかもしれない。荷物がある時はとりあえずトランクのロックを解除してもらってから、自分で入れることが多いかなあ。

      スマホホルダーがあるクルマなんて未だお目にかかったことはありません。スマホ配置って意外と面倒ですよね。
      私も現在位置に決して納得しているわけじゃないんですが妥協しています。邪魔にならずに、だけどナビ使用時にちゃんと視線に入るトコって
      意外と難しい・・・

  3. こんばんは。

    ドアハンドル、欧州でバーハンドルが多いのは、事故でドアが変形しても力をかけて開けやすいからというのを何処かで聞いた記憶が…
    なので、見た目より丈夫です^_^

    ドアに残る方の小さいカバーがいなくなるのはよく聞きますが(笑)

    1. せんせいこんにちは
      やっぱり細部にまできちんとした理由があるのがクルマ文化先進エリアである欧州(いや、日本車のやたら多いドリンクホルダーにも確固たる理由があるに違いない)。
      安全性から来る理由ならば、見た目以上に中身はタフなはずですね。これで安心して開閉出来ます。

      え?小さいカバーがいなくなる???結局、細部に神は宿らないのか・・・(笑)

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