身近な神々たち

久々にクルマ関連のお話。

私の知る限り、多くの国産車に立派な名前が付けられている。
普段、通勤などで公道を走っていると、まるで日本には3種類くらいのクルマしかいないような錯覚には陥るものの、それらにも名前が与えられている。
一見して意味が理解出来てイメージ可能なものから謎なものまで、バラエティに富んでいる。そして、外国に輸出されると突如名前が変わったりもする。

私は個人的に女性をイメージする名前が好きだ。
私の愛車ルーテシアはこの日本名こそパリの古き呼び名ではあるが、本国ではClio。愛車を第三者として呼ぶなら絶対に「She」。男性のイメージはなぜか無い。エリーゼやフェアレディも素敵。だが、ダサい名前を付けるくらいならアルファベットと数字だけでも潔くていいじゃない、とも思う。S2000とかいかにも乗り物っぽくてカッコいいし。

この世に存在する大多数のクルマに興味がないため、名前について深く考察したことはないが、こんな記事を読んだ。

へぇ~、マツダってそんな意味があったのか!!とちょっとビックリ。今更か。

私はゲームやアニメなどにまったく造詣が深くないのだが、深い方々には神話に登場する神々の名前は馴染みがあるのだろう。ギリシアとローマとで呼び名が変わるのでちょっとややこしい(例:アフロディーテ=ヴィーナス、ゼウス=ユピテルなどなど・・・ユピテルってドラレコやレーダー探知機の会社じゃなかったか)。

オデッセイとか確かに名前としては何となくカッコいい(クルマは・・・)。国産車ならイザナギとかもいいんじゃない。

さて、シルビアというバレエ作品がある。バレエ用品にもシルビアというメーカーがある。意外なことに、今の今までクルマのシルビアとは結び付かなかった。wikiさまに伺ってみると、どうやら元来イリアと呼ばれていた女性がレア・シルビアとなったらしい。その生涯を読んでみると、けっこう悲劇的な感じだと思うのだがどうだろう。

ルーベンス画 『マルスとレア・シルウィア』

美しい女が力ある男にモノにされるのは古今東西変わっていないことを思うと、やはり人間とはたかだか数千年のうちにそうそう変わるものではないのだと思い知らされる。神々でさえ喧嘩もすれば浮気もする・・・そこがギリシア神話の魅力的なところでもあるので、絵画作品も素晴らしいものが多い。正直、キリストが登場すると途端につまらなくなる。

日産のシルビアは今でもたまに見かけるが、見た目はわりと好みだ。無駄がなくて、ハッチバックを見慣れた目にはあのスタイルは新鮮だし、走行中の姿は横から見ると意外とエレガント。走り屋御用達のクルマというイメージはあまりないのだが実際はそうだったようで。やはり私は基本的に屋根の低いクルマのスタイルに惹かれるのだな、時代、車種関係なく。

ギリシア神話の神々一覧を眺めていると、語源になっていたり、よく見かける店の名前だったり、現代でも日常に神々が宿っているのがわかる。それだけ普遍的なのだろう。皆さんが好きなクルマの名前はどこから来ているのか、調べてみるのもまた興味深いのではないだろうか。人の名前と同じように、色々な意味や思いがそこに集約されているだろうから。

 

 

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身近な神々たち” への3件のフィードバック

  1. fugupedia のコメント:

    ホンダが販売店の名前でクリオを使っていた時期がありまして、国内で自動車関連の商標をホンダがその後も抑えたままでルノーが使えない状況が続いていますね。

    私も日本向けに使っているルーテシアという車名は結構好きなんですが、グランツーリスモなどのゲームで親しんだ世代にはワールドワイドな名称であるクリオの方が馴染みがあるようです。

  2. DRIVER "A" のコメント:

    カムリ・・・そうだったんですか!米国時代に寝泊まりしていたおうちのトヨタもカムリだったなあ。元々は日本語なんですね。
    我々のルノークリオはホンダクリオ?の関係で別名になったと聞いたことがありますが、ルーテシアって名前は個人的にとても気に入っています。

  3. Fugupedia のコメント:

    クラウンに対してカムリは「冠」をもじった日本語ネーミング。そのカムリが北米ではベストセラーになるんだからなんとも面白い話。

    スズキ・ジムニーを「サムライ」という名で売っている地域もありますねー。

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