楽しくない低燃費ライフ

最近、どうもエネルギー不足。

自分自身が低燃費運転になっており、出来るだけ消耗しないような生活を日々送っている。年に数回こんな時期がやって来るのでいずれ抜けることはわかっているが、日々のルーティンを淡々とこなすだけで創作意欲すら失われている。展覧会からは距離を置いているし、学校の課題は頁をめくっても何も頭に入ってこない。面白くない。が、アクセルを踏み込める体力もない。

こんな時は実際に愛車で走っていても、ちょっとしたタイミングの悪さに遭遇することが多い。例えば、それまでスイスイ右折していた交差点が、私の番になった途端に対向車が急に増量するとか、めったに人がいない道なのに、曲がろうとすると自転車が1台だけ来るとか、いつものポイントで車線変更し損なったせいで渋滞列にハマるとか、前方に路線バスが2台いるとか、ガラガラの駐車スペースに停めたのに戻ってきたら白いSUVに囲まれてたとか、大きなトレーラーと会社を出てから家のそばまでずっと一緒だったとか・・・どれも大したことじゃないんだけれど。

恥を覚悟で正直に言うと、私は駐車が得意ではない。嫌いではないのだが得意ではない。施設などの「クルマを駐車するためにきちんと設計された駐車場」はまだマシだが、街なかにあるコインパーキングが何よりも苦手だ。元々の土地に合わせて作られているため、悪夢のような切り返しが必要なところすらある。ちなみに、頭から停める前方駐車はさらに苦手だ(ゆえに、成功した時は「イエス!」とガッツポーズしてしまう)。行きつけの美容院の前にも小さなコインパーキングがあるが、少し離れた商業施設の大きな駐車場に入れて歩いて通っている。平日は無料だし。

私のルーテシアの小さな傷のほとんどは、コインパーキングと絡んでいると言っても過言ではない。そしてそのほとんどが、発券機/支払機周辺で起きていると思う。機械にドアミラーを擦ったと思われる跡がよく見られるが、私の場合はボディ下部。恐らく、機械の台座に軽く擦っているのであろう・・・ああ、情けなくて泣けてくる。しかし、よそ様のクルマを傷つけたことはまだないので、その点ではかろうじてC判定だろうか。

2週間ほど前、夜間、コインパーキングを使用せざるを得ない状況になった。入る前から相当なプレッシャーなせいか、入庫角度を見誤り、手間の歩道の縁石というか段差に右前輪が引っ掛かった。私でもわかるくらいの衝撃があった。翌日、明るいところで確認するとタイヤにささくれとホイールにイタミが認められた。しかし、パンクした形跡はなく、スタンドでエアを入れたらそれほど抜けてないとのことだったのでしばらくそのまま走っていた。

が。

パンクはしなくともタイヤは劣化する、という超基本的なことを友人から指摘され、エイジングケア第一弾を実施する時が来た。今どき、タイヤは通販で買ってタイや取り付け店で作業してもらうのがスタンダードのようだ。

高速使用は控えて、愛車も私と一緒に低調ライフ。コインパーキングにもしばらく入りたくない・・・・