疲れていない人はいない

急に冬になりましたね。先週まで夏だったのに。

ただでさえ疲れているところへ、この気温差。快適な季節のはずなのに、クローゼットの中はめちゃくちゃなことになっています。

夏に体調不良になって以来、2度とあんな状態はゴメンだとばかりに色々なトライをしています。毎日30分以上のヨガ、余裕があれば30分以上のエアロバイクを自分に課しています。ヨガはスタジオに行ける時は行き、行かれない時は自室でじっくりと。疲れはもうどうしようもないので、こういった時間を少しでも確保するよう心がけ。そして、秋の夜長のリラックスタイムはマッサージクッション、ドライブラシ、マッサージオイル数種にホットアイマスクを駆使して、安眠モードに。

私はクルマ通勤なので、朝、愛車のシートに座ってクラッチを切り、ブレーキを踏み、1速に入れ、サイドブレーキを下ろすだけでその日の体調がわかります。
愛車ルーテシアのシートはもう本当に素晴らしい座り心地で、多少腰が痛い時でもしっかりサポートしてくれるんです。ですから、ペダル操作のために足を伸ばした時やサイドブレーキを引き上げて下ろす時の腕や肩、車庫から出る時に目視して安全確認をする時の首とか、「う、今日は張ってるな」とか「筋肉痛になってるな」とか、よくわかります。ひどい時はシートポジションを変えることもありますね。そして、大抵そんな時には目も疲れているわけです。軽やかな操作でスタート出来ると、「お、今日は調子がいいぞ」って思えます。まあ、そんな日のほうが少ないんですが(泣)。

通勤でなくても、走行中に無意識に首を回したりしてストレッチしていることはありませんか?クルマの運転って疲れますよね。いつも楽しさがそれを上回っているから気づきにくいんですけど、頭と目と手足と、全身を酷使している上に精神的にも緊張したりします。首周りや頭の皮が固くなってしまうのも無理はありません。長時間、クルマに乗りっ放しの職業の方々を尊敬します。どのように疲れをマネージメントしていらっしゃるんでしょうか。

私が信号待ちの時によくやっている、超簡単なストレッチがあります。

1. サイドブレーキの根元のほうを、軽く左手で握ります(サイドブレーキを引いている状態のほうがより安心かも)。
2.  大きく息を鼻から吸って、ゆっくり鼻から吐きながら首を右に少しずつ倒していきます。サイドブレーキを握った左手と引っ張り合う感じで。
3. 息を吐き切ったら、吸いながら首を元の位置に戻します。
4. 次に、右手でシートの座面の下あたりを掴みます。ドア側ですね。
5. 大きく息を鼻から吸って、ゆっくり鼻から吐きながら首を左に少しずつ倒してストレッチ。
6. 息を吐き切ったら、吸いながら首を元の位置に戻します。

すべての動作をゆっくり行い、痛みを感じたところで止めるのがコツ。無理やり倒すのではなく、頭の重みを使って柔らかく。サイドブレーキやらシート下部に手を添えるのは、肩が上がらないため。

7. 最後に両目頭と鼻の間のくぼみを、左右どちらの手でも良いので人差し指と中指で上から引っ張り上げます。ぐーっと。その後、耳たぶの後ろのくぼみを中指で目の方向へぎゅーっと押して終わり。

シートベルトで固定されているので大きな動きは不可能なのですが、特に負担の大きい首をふーっと伸ばすだけでも違うと感じています。

とは言え、1ヶ月に2回くらいはプロの元でしっかりほぐしてもらっていますけどね。先月のルーテシアオフで宮ヶ瀬ダムの階段をちょっと上っただけで足が筋肉痛になり笑、翌日から毎晩マッサージを自分でやっているのですが、プロに「むくみがだいぶ軽減されてきましたね」と言ってもらえました。何もしないよりはしたほうがマシ!ってことで、整体要らずな状態を理想とし、体も心も気持ちよくストレッチしながら寒さに備えたいと思います。