住んでいる街は好きですか?

皆さんが今、生活している街。
そこで人生の時間を過ごすことに満足していますか?

何かに行き詰った時や逃げ出したい時、リスタートしたい時に引っ越しはとても大きなアクションになります。そんなネガティブな要素でなくても、新しい街へ基盤を移すことは楽しみもあります。中には転勤などで不本意な異動を強いられる場合もあるでしょう。でも、時間がたってその街を良いと思えるようになったら、それは多分幸せなことではないでしょうか。

私は鎌倉→アメリカ→鎌倉→東京→鎌倉→藤沢、という感じでとてもスケールの小さい移動をしてきました。現在住む藤沢は好きですが、最近は国府津とかでのんびり暮らすのもいいなあと思ったり、都内で活動的に過ごすのも理想だったり、瀬戸内海エリアで余生をまっとうしたいと思ったり、海外移住も永遠の夢としてまだ存在しています。ああどうして国際結婚しなかったんだろうか。

世界の人々は自分の居場所をどう捉えているんでしょう。TimeOutが行ったアンケート結果がとても興味深いので、ここに載せておきます。

[blogcard url=”https://www.timeout.jp/tokyo/ja/citylifeindex”]

1位はシカゴ。意外!私もアメリカ時代に訪れたことがあります。ピザが美味しかったのと、黒人ミュージシャンがストリートでジャズを演奏しているのを初めて生で聴いてワクワクしたことを覚えています。そして、汚かった笑。冬だったので寒かったですけど、ミシガン州の田舎からシカゴへ行ったので「アメリカの大都会ってこんななんだ」と感動しました。テレビでは何と言ってもERの舞台として印象的。グリーン先生・・・うぅぅ。また、アメリカの都会は多種多様な人種が歩いているので、自分が異邦人であることを意識しなくて済むという点で気楽です。3位に入っているニューヨークもそうです。記事にも「自分らしくいられる」とありますが納得です。逆にイギリスの街はそこでちょっとアウト。まだまだ保守的な匂いがプンプンしてました。

2位がポルトってのも意外です。ポルトガルとか今後行く機会はあるのだろうか。リスボンもランクインしています。人生は有限。行きたい街にはすべて行ったと思ってましたが、まだまだあります。ちなみに私が死ぬまでに行きたいマラケシュとサントリーニ島は載ってませんでした・・・大都市じゃないですから当たり前か。

私がこれまで訪れた街の中では、魅力第一位はやっぱりパリ。この記事だと14位にイン。「最も睡眠不足である」とか書かれてますけど笑。でもねマンチェスターにも負けてるってどういうことなのよ?確かに地元民からすれば街は悪化しているのかもしれません。相次ぐテロの脅威もありましたし。
パリは私にとっては好きなものしかない、歩いているだけで妄想力が倍増し幸せになれる、迷子にならない街。フランス人は親切ではないが、こちらが笑顔で挨拶すれば笑顔で返してくれる。でもそれは私がツーリストだから。いい面しか見ないで済むからです。

東京は19位。アジアでは上海にも負けてます。まあ仕方ないかな。最下位はイスタンブール。理由は治安のようですね。それを思うと東京は世界の大都市の中でも屈指の治安の良さを誇れると思います。でも、治安の良さだけが街の魅力ではないんですよね。シンガポールがいい例です。あんな退屈な街を他に知りません。31位で納得です。

ボストンが意外にも満足度が低いんですね。幸福度は高いのにこの順位って・・・

若い頃は刺激がないと退屈して嫌だと思ってましたが、今はそれよりも「好きなものに囲まれて暮らしたい」という方向へスイッチしてきました。パリのように「街全体が好きなものだらけ」というのは稀有。現在は大好きな物としてのクルマがない生活は考えられないので、やっぱり田舎へ引っ込むしかないかなぁ、なんて思ったり。

皆さんはどうでしょうか。

 

「住んでいる街は好きですか?」に2件のコメントがあります
  1. 「エキサイティングな街」ですか..。ボクが上海に住んでた7,8年前だと、また全く違うランキングだったんだろうな。上海も、当時は相当にエキサイティングでしたわ。近年劣化激しス。香港も同様。。残念。

    ボクの足が向く場所が、あまりランクインしていない。って事は、潜在的にエキサイティングさを求めてないんだな。自然の中でマッタリぼけーっと、「今日は何もしてなかったなー」と振り返れる時間の浪費大好き♡

    1. こういったランキング、上海は変動激しそうですね。ろんすー。さんがいらした頃がピークだったのではないですか?

      はい、確かにCanadaとかはエキサイティング系じゃないですよね。お仕事で変化の渦中真っ只中の中華圏にいらしたのだから、そこで一生分のエキサイティングを使い果たしてしまわれたのですよ、きっと。
      今はどこの大都市もわりと似たり寄ったりだと感じます。それはどこへ行っても同じような感覚で過ごせるという利点もありますが、カルチャーショックのような新鮮な驚きが少ないってことでもあります。ネットのおかげで訪れる前に現地情報まで手に取るようにわかっちゃいますしね。そういう意味では昔の「旅」とは変わっているのかもしれません。なーんて年寄りくさいことを言ってしまった・・・

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