お風呂好きの温泉嫌い

先日、クルマ仲間の間でたまたま「お風呂」の話になりました。

世界的にみても、日本人は風呂好き民族。現代はシャワーがメイン、という人も多いかと思いますが、「温泉」という言葉に弱い人はたくさんいらっしゃいますね。どんなに狭いアパートでも、とりあえずバスタブはありますよね。シャワー、洗面所、トイレもセットですが。

海外ですと事情は様々です。ホテル以外の体験で言えば、例えばイギリスとアメリカはそれほど変わらず、寝そべって入れるくらいの浅いバスタブがガラスで仕切られていて、その中でシャワーする、という感じ。じゃあいつ湯を張るんだよ!と思いましたけど。パリではそもそも私の滞在した友人宅が19世紀のビルだったため、シャワーすらない状態。キッチンの給湯器でお湯を出し、頭を洗い、タオルを濡らしてそれで体を丁寧に拭き取る、という日々でした。シンガポールでは壁に固定されたシャワーのみで水しか出ませんでした。

 

パリの朝。まさに洗髪後(笑)。

 

でもこういった環境でも慣れるのが人間の適応力ってものです。

私はお風呂は好きですが温泉は苦手です。熱いのダメ。それと、広いお風呂は落ち着かなくて結果的にリラックス出来ないのです。一番リラックス出来るのは置き型のバスタブに浸かってぼーっとしている時。置き型って本当にわずかしか見たことないんですが、理想はガレージみたいなワンルームに住んで、屏風で仕切ったその向こうに置き型のバスタブがぼん、と置いてあるような暮らし。猫脚のバスタブになると未だかつて一度しか体験したことがありません。中国は上海の和平飯店。完璧な猫脚のバスタブでした。

 

内装は趣味悪いけどね、バスタブは素敵

 

猫脚じゃなくても、置き型だと都内ではコンラッド東京。

 

自分で撮ったのが見つからないのでTripAdvisorより拝借

私のルーテシアゼン0.9の車内は、このホテルの匂いにしています。シャワーブースが手前にあるので、汚れはシャワーで落としてからこのバスタブに浸かるのです。

 

去年行ったヴェトナムにも。

 

 

あと、蘇州のホテルでは、木製の丸い置き型がありましたね。深いタイプです。水流が弱いお湯を溜めるのに1時間以上かかった記憶が。入れるそばから先に入れたお湯が冷えていくという。石の床、大好きです。

 

こうして今見ると素敵な空間だったなぁ

 

理想を言えば、大きなガレージみたいな空間に、どん!とバスタブが置かれた部屋に住んでみたいです。

絶景露天風呂とかジャグジー付きとか全然興味ないせいか、バスタブそのものに惹かれるかどうかがとても大事。皆さんはどんなお風呂がお好みでしょうか?

 

 

「お風呂好きの温泉嫌い」に5件のコメントがあります
  1. プライバシーガラスなんて洒落たモン着いてる訳無いっしょww
    普通に透明ガラスですよ。
    丸見えだったハズ。だって他の棟、見えてたしww
    バスタブの脇に、映ってないけど便器があるんですね。そう、用足し中も視界全開(爆)

    この物件、建物の1面が総ガラス張り。リビングも壁一面、右から左まで、上から下まで全部マド!! 明るく開放的な物件でした。
    その代わり、冬は底冷えが、夏はエアコン全開でも暑かったですが。

    因みに、上海は、風呂無しシャワーのみの物件も多いデス。

  2. 風呂〜〜〜!!!
    ボクがツボった風呂3枚。嘘、写真に残っててインパクトの有る風呂3枚。
    https://www.dropbox.com/sh/t6f3m39t4zrs1qq/AAC3UH8ImJbaZHPuC8tYRsSma?dl=0

    ・木製:何故かシャワーブース内に無理くり納められており、折角の湯船なのに使い辛かった。@中国・深セン
    ・猫脚:去年パリで泊まったインターコンチ。スイートルームの風呂。日当たりも良いし、ソファーも有るし、一日そこで過ごせるww
    ・ガラス張り:上海でボクが住んでたマンションの風呂。大パノラマ。絶景赤面風呂

    1. おーーー!刺激的な画像ありがとうございます。
      狭くて深い木製の風呂・・・嫌いじゃありません。気分は皇帝の寵姫になれますが、世話人がいない笑。そしてザ・猫脚!!理想的なバスルームですね。あのお部屋は壁紙が残念でしたけど、お風呂はこんな素敵だったんですね。そして・・・出た!正真正銘の日常ビューバスライフ!!羨ましいでございます。昼はともかく、夜は良さそうじゃないですか。ただ外から絶対丸見え?ガラスはマジックミラーみたいになってるんですかね???ジャズでも流したら気分はマンハッタンの住人・・・にはなれないか笑。
      しかしはやり、上海の風呂力は高いとみた。

  3. パ・・・パリでの写真がカッコイイ!!!19世紀に作られたものだけあって、窓あたり結構傷みがあるのが分かります。でも傾いたブラインドですら味があるように見えるのは不思議なものです。

    あぁガレージと部屋が一体になった賃貸物件なんてないかなぁ・・・。映画TAXIの主人公の部屋がそうだったような。でも汚くて不健康な感じだったかなぁ。

    1. 起き抜けの間抜けな顔してますね。でも仰るように空間の雰囲気のおかげで思い出の1枚です。窓を開けたり閉めたりするのもスムーズにいかないんですよ。でもそれがまたいいのです。ちなみにお部屋は5階でしたが、螺旋階段があってエレベーターは無しでした。

      ガレージと一体部屋は、「ディーヴァ」というフランス映画に出てくるのが一番理想的です。シャレオツです笑。主人公はビートルでしたけど。理想ですよね、ガレージ一体部屋。海外だと使われなくなった倉庫とかで出来そうです。

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