おしゃべりな人たち

女性が集まると、なぜあんなにお喋りが止まらないのか。

私がつくづく不思議だなぁと思う現象のひとつです。カフェやレストランに入店し、案内された席の隣に女性グループがいると「今日はハズレだな」と思います。

最近はスクーリング授業でのおばさんたちのお喋り具合に辟易。そしてちょっと迷惑。毎日会ってるのに5年ぶりくらいに会ったみたいな勢いで喋り倒している、しかも授業には関係のない話を。すごいなぁ。そして、そのほとんどの会話の内容は「そうよねー」「いいわねー」という相槌によって成り立っていると言っても過言ではありません。

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「女子」って言葉が引っ掛かりますが、これはもう女は何歳になっても変わらないのだなと絶望的になりますね。この記事の内容には同感です。

 

私は普段から世間の出来事に疎いため(あえて不要な情報から距離を置いているため)、世間話というものがそもそも出来ません。女友達に会う時は個人的に話したいことがあるからで、それは多くの場合プライベートなこと。プライベートな話をするのには女友達なら一度に3人が限界。そして、SNSでたまに流れて来る、友達でもない人たちがああしたこうしたという話題には一切関心がありません。心底どうでもいい。だから、一番不愉快なのはどうでもいい情報が入ってくるのを避けられない状況にいる時です。

女性はお喋りが好きと良く言われますが、あまり性差は関係ないかと思います。私は自分自身を寡黙とは思っていませんが、喋るのは苦手です。伝えたいことがある場合にしか人と会話をしないので、世のお喋り好きな女性たちは一体何を話題にあんなにお喋り出来るのかまったく謎。

お喋りな男性も苦手ですが、一緒にいると楽は楽ですね。勝手に喋ってくれるからこっちが黙っていても不自然じゃないし、女性同士のような「同意」を求めて来ないから。私はわりと沈黙は気にならないというか、むしろ好きなので、沈黙を破るためにどうしようもない話をしてくる相手よりも、その沈黙を自然に流せる人のほうが信頼出来ます。特に車内の沈黙は好き。別に特別な相手でなくとも、高速道路を走っている時に訪れる沈黙の心地良さは気持ちがいいものです。

迷惑なのは、「女性1人で寂しいと思って」男。昔は私も今ほど大人じゃなかったので、すごい迷惑でした。ちょっとした集まりで女が私1人だったりすると「女は1人だと話相手がいなくて寂しいだろう」という妙な先入観からか、どこからともなく女を連れて来ることです。一応本人は気を遣ってくれているわけなので、あからさまに断りにくい。でも、それで見も知らぬどっかの女性を連れて来られてあてがわれても、ほぼ100パーセント話すことなくて気まずいんですよね。私は無難な話題も持ってないですし。初対面の女性となら、話し慣れた男友達と一緒のほうがずっと楽。

ちなみにスクーリング中のお昼は1人で壁に向かってお弁当を食べていましたが(学校のラウンジはお喋りな方々に占拠されている)、最近はお喋り女性軍団からやはり距離を置いているおじさんがいつの間にか隣にいるので笑、おじさんのお話を聞きながら食べています。郡山から来られている方なので、温かみのある言葉のアクセントに癒されてます。おばちゃんのキンキン声よりずっといいですよ。