アップデートが止まらない

9月に自分の年齢も自動アップデートした私ですが、手続きでもアップデートが続いています。ジムの乗り換えに車の保険の乗り換え、免許更新、通勤バッグの変更、そしてiPhone機種変更など・・・

その中で、ここでは5年に一度の運転免許更新について書いておきます。

まぁ・・・私は一般講習を受ける身・・・地元の警察では講習日が別に組まれるため免許の即日発行はしてくれません。なので、5年前と同じく県の免許センターへ行ってきました。平日に時間がない人は、日曜に直接免許センターへ行くのが無駄がないと思います。出発前にGoogleマップで周辺道路を見ると真っ赤っか。これは素直に電車で参ろうと計画変更。乗り換え1回で行けるし、何より早い。午前中に終わらせるぞ!と意気込むも、二俣川駅に着いたのは10時を回っていました。受付締め切りは11時なのでギリギリか。

駅からは上り坂。10分から15分くらいでしょうか。免許更新の時しか来ないので、街並みもおぼろげ。

さて、5年ぶりにやって来た二俣川の免許センターですが、ポンピドゥーセンター(パリ)ぽくなっててビックリ!暗くてボロくて圧迫感のあった以前の建物とはまったく違い、近代美術館かと見紛う外見。中も白を基調とし自然光をたっぷり取り入れた設計。天井も高く開放感があり、無駄に居心地のいい空間になっていました。

手前には献血カフェが

 

1. 受付
空港にあるセルフチェックイン機みたいなので自分で操作します。免許証を挿入し暗証番号の入力を求められます。すべてタッチパネルで入力すると、下から申請書と登録カードが出力されてきます。これを持って記載台へGO。

2. 申請書に記入
ここは自筆で記入。スキャンされた免許の両面がすでに申請書に印刷されているので楽チンです。あとはレ点を入れたりするだけ。それを持って手数料分の証紙を買って貼り付けます。水を含ませたスポンジくらい置いておいて欲しいな。私は3,300円でした。

3. 適正審査(視力)
私は真面目なので、検査前にちゃんと「えっと、前の時はメガネ要らなかったんですが、今は運転中使用しています」と申告しました。検査官のおばちゃんは「とりあえず無しでやってみてください」と。そうしたら裸眼で通ってしまった。でも、ちゃんと運転中はメガネ使用しますよ。

4.  書類審査
申請書と通知ハガキのチェックがあり、申請書に写真撮影ブースの番号が赤文字で記入されます。どうやらここでゴールド免許保持者とその他に分別されているようです。ナチが「ガス室送り」の人を分別してるみたいでちょっと嫌。私はスッカスカのガラガラなブースに指定されました・・・となりのブースは長い行列が出来ているのに。恐らく彼らが優良運転者たちなのでしょう。

5. 写真撮影
受付機で出て来た登録カードのバーコードを読み込ませてから撮影してもらいます。犯人写真になりがちな免許の写真ですが、若干口角を上げるのがミソです。あまり笑顔になるのもNGなので、ここは「不敵な笑み」を浮かべるのが成功のコツ。

6.講習
強制的に「9番講習室へ」と指定されるので、そこへ向かいます。
それにしても廊下やトイレも明るくて気分いいですね。英語表示もあります。以前の建物とは雲泥の差。私らの罰金が協力しているのですね。講習室もきれいです。大きなモニターが2台天井吊りで、そこでオリヂナルDVDが上映されます。器用にAV機器を操作する教官のおっさん・・・隔世の感がありますな。私が教習所に通っていた頃の学科教習は、まだOHP使ってた記憶があります。

さて一般講習は1時間。おもに道交法の改正についてや免許の種類、子供高齢者自転車への対応など。法定講習ですからスマホはカバンにしまいなさい!と指示が出ているのにスマホをいじっていたお兄さん、見つかって「出て行けー!」と怒られてました。

私はわりと熱心に受講します。DVDも食い入るように見ます。なぜなら、こんな機会でもないと道交法の変更点や交通社会のトレンドなどを実感出来ないからです。今はドラレコのおかげでリアルな事故映像がものすごい説得力を発信しています。今回の講習の半分くらいは自転車との事故について、でした。悪質な自転車に対する罰則がかなり厳しくなったようですね。私も毎日運転しているので法規を無視した、あるいは法規に無知な自転車の恐怖はよくわかるだけに、回避方法なども熱心に見入っていました。回避方法と言ったって結局は「今からどんなアクシデントが起こっても止まれる」準備でしかありません。つまり「減速または停止せよ」になるわけです。子供高齢者も同じだそうで。ふむふむ、となかなか中身の濃いビデオでした。

渡されるテキストも愛車のトランクに入れておきます。主に「あの標識は何だべか?」と知りたい時にササッと調べることが出来たりするので一家(車?)に一冊です。

7.新しい免許交付
講習が終わると新しい免許証が講習室に届けられます。今は名前を呼ばず、誕生「日」で呼ばれます。「1の付く人(1日、11日、21日、31日生まれ)」から順番に交付されます。私は「13日」なので、3の付く人のグループ。早くて良かった。

写真の写りは「老けた」の一言。女の顔って、年齢重ねるとパーツが小さくなっていきませんか?残念な出来。

ここまでで所用時間はおよそ2時間。施設がきれいで明るいと気持ちがいいですね、やっぱり。こういうのって公的機関だからこそ大切だと思います。
帰り際、反対側の実地試験用敷地ではバスや重機が走っていました。昔、大型自動二輪(当時は限定解除と呼ばれた)の試験を受けに数回通ったことを思い出し、そこからまた嫌な記憶まで思い出しそうだったので笑、足早にセンターを後にしました。

次回の更新時はどんなクルマに乗っているんだろうか。
その前に、また5年後も無事に更新出来ますように。日々緊張感を忘れず運転していきたいと思います。何よりも、愛車を失いたくない!

 

「アップデートが止まらない」に2件のコメントがあります
  1. オリヂナルDVDの再現ドラマ、よく出来てるなぁと思いながら観ています。本当に救いようのないところまで行ってしまう重い内容だったりしますね。

    自転車の法規違反、多く見かけますよね。ロードバイク乗ってる私から見ると装備がビギナーっぽくない人の方が法規違反を平気でしている印象です。慣れ過ぎは良くないなぁと反省も含めて思っています。

    1. 昔はもっと大味の映画風だったのですが、昨今のは良く出来てますよね。
      自転車はもうこちらが自衛するしかないですよね・・・私は荷物を積んだ高齢者チャリと、前後に子供2人プラス荷物を乗せて逆走しているママチャリが恐怖に感じます。
      ロードバイクは宮ケ瀬の上りで非常に怖い思いをしましたが、彼らは生活道路ではあまり見かけないので・・・
      仰る通り、クルマでも何でも慣れすぎは良くありません。毎日通る道でもその都度状況は違いますしね。

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