湘南愛というか藤沢愛

お友達からのLINEで次回のブラタモリは湘南、という情報が送られてきました。

私は鎌倉生まれの鎌倉育ちで現在は藤沢に住んでいますが、そんな私にとって湘南とは「藤沢から大磯」くらいまでです。鎌倉から三浦方面は湘南には入らない。ちなみに鎌倉を「古都」と表現するのも間違っていると思います。鎌倉が都であったことは歴史上一度もありません。

小田原方面は「西湘」、厚木や相模原は「湘北」というイメージ。

さらに、藤沢〜大磯と言いましたが、私の感覚では国道1号線より南側が「湘南」という気がします。つまり私が実際に住んでみて感じる「湘南」とは、藤沢市から平塚市までの国道1号線の南側プラス大磯、ということになります。

湘南に住んで感じることは、マンション、店の名前、あらゆるものに「湘南」という枕詞がついていること。SHONANと語感もまずまず。ここに住む人々は湘南歴の長短を問わず、だいたいみんなこのエリアが好きなんじゃないでしょうか。私も好きです。海は好きじゃないんですけど、湘南エリアの持つオープンで明るい空気がとても好き。閉鎖的で暗い鎌倉に長いこと住んでいたからかもしれませんがね。都内はおろか横浜あたりから戻って来ても、すごーくホッとします。ちなみにサザンファンでも雄三ファンでもありません。

職場は平塚市ですが、海の近くなのでデスクから海が見えるといういかにも湘南っぽい環境で仕事をしていますが、生まれた時から見慣れているので何とも思いません。むしろ海なら瀬戸内海のほうが好きだ。
会社には常にサーフボードが置いてあったり、ウェットスーツが突然干してあったりします。私は海の活動にまったく興味がありませんが。
シェフが1人でこじんまりやっている個性的な美味しいお店がいくつもありますし、平日の朝から老若男女のサーファーやお散歩族がビーサンで闊歩しています。海岸をきれいにするボランティア活動も活発ですし、横のつながりが強いエリアでもあります。しかし!私が好きなのはそういったことではありません。

このエリアの人々って、なぜか「みんな自分勝手にそれぞれ好きなことをやってる」感じがするのです。全員が同じ方向を向いてない。バラバラもいいとこ。「うちはうち、よそはよそ」という信念を持った人が多い感じがします。その居心地の良さが一番好きなのかも。

昔、父の本棚にあった立原正秋の作品を読み漁ったことがありますが、古き良き湘南と言えば彼の作品のイメージ。鎌倉を舞台とした作品が多いのですが、江ノ島や鵠沼、辻堂なんかもよく登場します。主人公は大抵キザな優男なんですけど、なかなかカッコいいですよ。私のお気に入りはライオンをペットにしている女が主人公の「鎌倉夫人」ですかねぇ。
国道134号線がまだ湘南道路と呼ばれていた頃。有料道路だったんですよね。父の運転するホンダ1300に乗って赤い料金所を通過する記憶、まだ残っています。

クルマと言えば、ここいらへんはもう圧倒的にルノー車はカングーが多いです。というかカングーしか見ないと言っても過言ではありません。

時代は変わり現在に至っていますが、藤沢ホント便利で快適です。
電車は小田急とJRの二本立てですし(江ノ電はカウントなし)、圏央道が開通したおかげで北あるいは西へ向かうルートが格段に易しくなりましたし。ただ、横浜や都内へ向かうのがかったるいんですよね。横浜新道はあまり良い道じゃありませんし常に渋滞していますしね。ただ、噂では藤沢バイパスから釜利谷ジャンクションに繋がるらしい?ホントかなあ。だとすれば藤沢からほとんど直接湾岸線へ抜けられるようになるじゃないですか。そうなったらもう無敵。

駅前には各種レストランやバーも充実。物価も鎌倉よりずっと安い。私はよく輸入古着屋さんで買ったりするのですが、センスのいい店もありますし、庶民的なスーパーもある。辻堂まで出ればテラスモール湘南がそこに。都内まで出向かなければ手に入らないものは時々ありますが、横浜まで出るくらいなら地元で全部済みます。

ただ、藤沢でも北側は私もよく知りません。町田街道(通称:467またはフジマチ線)の善行から北はあまり縁がなくて。藤沢市も縦に長いんです。

自分の住所を記入する時に「藤沢市」と書くことに幸せを感じるほど藤沢を愛する私ですが、老後は大磯あたりの丘にアトリエも兼ねた小さな平屋の一軒家を借り、孤独に住み、孤独に死んでいきたいと思ってます・・・・

sponsored link

カテゴリー: LIFE