ついに来た!
今、こうして私が気力を振り絞って毎日活動しているのは、彼らの音楽のおかげだ。millennium paradeのフルアルバムがついに手元に。
ダイジェスト版をば。
カッコいい。美しい。上手い。熱血と冷血のバランスが絶妙。音が豊か。自由奔放なようで緻密に計算されている、ラヴェルみたいな雰囲気。
そしてこのパッケージ。
落款の意匠。こういうの大好き。
昨年から私が考えるテーマのひとつに、「枠は必要なのか?」というのがある。ジャンルを飛び越えて活躍する若いアーティストたちに影響を受けるのと同時に、日本画を学んで来た私の興味が近現代アートにシフトして来ているのを実感しているからだ。これは学校で学んだ意義の大いなる結果で、これまで知らずにいた様々な作品や思考、表現を学ぶうちに興味が変化していった。古来の絵ももちろん大好きだけれど、描く側となるとやはり現在進行形の絵を描きたい。だから、日本画だからとか洋画だからとか、そういったジャンルの枠は忘れたいのが本音。若いアーティストたちはそれを軽々超えている人が多いので、とっても刺激になる。
人間は何歳になっても進化しないとダメ。最近の社会のニュースを見ても心からそう思う。
ちなみに私のお気に入りの楽曲は、『lost and found』と『2992』。久々に「カッコいい!!」と叫べるアルバムで、気持ちが前向きになる。聴きながら勉強だ!