クルマで巡るホンダコレクションホール

クルマで巡る美術館第11回は、ホンダコレクションホール(栃木県芳賀郡茂木町)です。

 

ツインリンクもてぎ内にある博物館ですが、ツインリンクもてぎ自体が初訪問。サーキットを擁する施設って、富士スピードウェイもそうですけど、唐突にゲートが現れる。未だにサーキット施設に足を踏み入れることに慣れない私には、異世界への入り口のようにも思います。
以前、座間市の日産ヘリテージコレクションにも訪れましたが、今回はホンダ車です。

建物自体がすでに美術館っぽくてテンション上がります。

 

エントランスを入ると吹き抜けが気持ちいいロビーがあり、クラシックなレースカーの二輪と四輪がディスプレイされています。天井が高い展示空間は大好きなので、期待感でいっぱい。

 

館内は3階建てになっており、両翼に分かれています。中央部にはスーパーGTの車両が展示中。ド派手ですが近くで見るとハンドメイド感いっぱいなのが意外でした。この浮世感・・・

 

今回、私の個人的な目的は1300クーペの鑑賞にあったのですが(亡き父の最後の愛車)、

 

他にも興味を惹かれるクルマが何台かありました。一緒に回った方々が「一般的な鑑賞」の仕方をしない方々ばかりだったので笑、勉強を通り越してちょっとスペシャルな学芸員がたくさんいる!という感じでした。そのおかげでとっても楽しめたのですけど。

気に入ったのはこちら。

洒落てます。なぜ現代はこういうクルマが生産されてないのでしょうか。

 

 

 

スペシャルな学芸員の方々に人気だったのは、一番奥のワゴン。

 

そして、学芸員のお一人が昔乗られていたこちら。

トランクからの屋根の動きが嘘過ぎて笑ってしまいました。なんていうか、何かが変身する時の感じ。昔のアニメにあるような、何かと何かが合体したりとか。ちなみにもちろん実際の動きはyoutubeで観ました。

日産も面白かったのですが、ホンダのこの充実度はどうしてなんだろう、とよくよく考えたら、二輪があるからですね。私も昔少しだけ乗っていた(乗らされていた)時期があったので、詳しくはありませんが有名車種くらいなら知っています。NSRとかね。今見てもかっこいいレーシングモデルから、自転車に可愛いエンジンがくっついただけの(もちろんマフラーもついてる!)乗り物、ホンダと言えばのカブ、イタリアンぽいチャラそうなバイクなど、見飽きることがありません。

1台1台にそれぞれストーリーがあることを思うと、これらを創り出した方々の思いが濃密な空気となって館内に溢れているように感じて、途中でフラフラしてきます。エネルギーを感じるという意味では、私にとっては一種のパワースポット。

とにかく思うのは、このような素晴らしい歴史のあるモノづくり・・・それが今でも受け継がれているはずなのに、どうして魅力を感じるクルマが今は少ないのだろう、ということ。ここに展示してある数々のクルマたちの何て魅力的なこと!百花繚乱という言葉をずっと感じていました。

博物館や美術館って真剣に見るとものすごい疲れるものです。でもそれはすごく心地いい疲れで、この日もそうでした。人間の手で創り出された美しいものをこよなく愛する私にしてみれば、クルマもアートです。

今年はクルマ関係のこうしたギャラリーも巡ってみたいと思います。解説書は要りません。スペシャルな学芸員の方達がいますからね!

 

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クルマで巡るホンダコレクションホール” への2件のフィードバック

  1. DRIVER "A" のコメント:

    通常なら「広く浅く」になりがちなところ、皆さんは「広く深く、より深く」ですからね笑。本当に尊敬に値します。
    おっしゃる通りコンパクトカーの現在はどれも似たり寄ったりで(奇抜なのが良いと言うわけではないのだけど)、特に国産はぱっと見全部同じに見えてしまいます。色もそうですけど、このころはまだ遊び心があったのかなぁと思いました。

    スーパーなマシンは1点モノでしょうから、人の手が入った跡がたくさんあればあるほど私は感動します。レースなんか見ていても、レースそのものよりピットワークのほうに感動したりして。

  2. HIRO@LUTECOCO のコメント:

    一緒に回った方々が「一般的な鑑賞」の仕方をしない方々ばかりだった・・・笑 皆さん、素敵な学芸員ですね!

    今時、コンパクトカーのデザインに何か誇れるものがある車種など少ないですよね。今ピニンファリーナデザインの国産コンパクトカーなんて出たら・・・想像できませんがワクワクしますよ。

    スーパーGTのマシン。切って貼ってしてる感じでしたね。スーパー耐久のマシンはもっと塗装とかで綺麗だったような。何かが違うのでしょうね。サーキットで見ると、タイヤカスやぶつけた跡なんかで結構汚れていて、それもまた迫力が感じられて良いのですよね。

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