クルマで巡らない「ひょっとしてレコ発2018」

クルマで巡らない美術館第18回は、東京国際フォーラムホールA(東京都千代田区)です。

 

 

有楽町駅前。
美しいガラス張りの建物が、ガード周辺の雑多な雰囲気とはガラリと違います。ここは5000人収容のホールAを筆頭に、小規模なホールやコンベンションセンターなどの複合施設。 前回登場時はクラシックフェスの「ラフォルジュルネ・オ・ジャポン」で訪れた時のことですが、今回は・・・

 

国際フォーラムは夜のほうが雰囲気あります

 

ついにこの日が!
椎名林檎デビュー20周年全国ツアー「ひょっとしてレコ発2018」(正式名称は椎名林檎と彼奴が居る真空地帯 AIRPOCKET)に行ってきました。本当はNHKホールのほうへ行きたかったのですが、こちらは抽選に外れ、国際フォーラムへ回されました。

 

ただの張り紙でもテンションが上がる

 

グッズ狙いで早めに行き、近くの交通会館地下の昭和な喫茶店で開場待ちする予定が・・・仕事で出遅れて到着時にはグッズ先行販売は終了。ですが!開場後にも販売があるということで、会場待ちの列の先頭から100人以内に入ることが出来ました。待ち時間はなぜか宇多田ヒカルを聴く私。

今時のチケットはスマホで

スタッフがタップするのが「もぎり」

 

当初の予定通り、Tシャツ(白)、iPhoneケース(朱)、ステッカー、手旗、トリビュートアルバムの予約(タワレコにしてやられた感がありましたけど)を完遂。

思えば林檎のライブに来られたのは、2008年のデビュー10周年記念ライブ以来のこと。あれからもう10年もたったんだなぁ、と。
そんなことを言ったら、彼女がまだ「新宿系自作自演屋」を名乗ってギター弾いていた頃からのファンですから、私もファン歴20年ということになります。

今回はオケ無しの、シンプルなバンド構成でした。
ギター、ベース(ウッドがメイン)、ピアノ、ドラムス、ブラス3本、そして彼女。ピアノはヒイズミマサユ機さんです。他のメンバーもこれまでライブ映像などで頻繁に登場する方々だったので演奏レベルはお墨付き。斎藤ネコさん率いるオケも大好きなんですけどね。

このホールAは、舞台の両脇に大きなスクリーンが通常は設置されており、遠い席からでもスクリーンを通して舞台上の人物がよくわかるはず・・・だったのですが、この日は外されていました。ファンクラブ先行販売でチケットを押さえたのですが、真ん中ではあるけれど後方。おかげで林檎本人の表情までは全然見えない!!最初はロングヘアで登場したので「いつの間にか髪をあんなに伸ばして」と思いきや、後半ではいつものショートになっていたので納得。

私もですが会場の女性のショートヘア率はやはり異常なほど高いですよ。そして、お一人様率も高く、私の列は男女ともすべてお一人様でした。林檎好きって人は多分、友達とつるんでキャアキャア盛り上がるようなキャラのほうが少ないのかもしれません。看護婦のコスプレした人もいました!前回も感じたことですが、曲間の静けさの間にうるさく叫び続ける客がいない、っていうのがいいです。

 

ど真ん中ですが、遠い・・・

 

まだツアーが終わってないのでセットリストは書きませんが、やはり初期の曲は泣けますね。特に「ギブス」は私も思い入れたっぷりの曲なので心が震えました。近年での名曲はやはり「おとなの掟」でしょうか。英詞より日本語詞が断然いい。

彼女の楽曲で一番好きな歌って何だろう、とこれまで幾度となく考えてみましたが、永遠に結論は出なさそうです。やはり最初のアルバム3枚「無罪モラトリアム」「勝訴ストリップ」「加爾基 精液 栗ノ花」からの歌を最初に思いつくんですけど、歌詞が好き、音が好き、アレンジが好き、と色々と細かく分かれていて、曲としての総合的完成度からするとやっぱり私のスタンダードは「丸の内サディスティック」のような気がする・・・「青 噛んで 炒って頂戴」とか言葉も逸品ですし。今回は「Marunouchi Sadistic in Marunouchi」というタイトルが出てました。確かにそうだわ。聴く音楽や曲ってその時々の感情で変わってきますからね。東京事変の作品はまた別物として考えても、やはり一生結論は出ないと思います。

舞台で彼女が以前と少しも変りなくギターをかき鳴らしているのを見て、彼女の楽曲とともに過ごしたこの20年について「重かったなぁ」としみじみ思いました。私の2列前に、私と同年代と思われる男性が仕事帰りなのかスーツ姿でおりまして、お隣には小学生と思われる娘さんが・・・・20年という歴史をひしひし感じます。

最後は和服でギターという定番スタイルで演奏しておりました。そう言えばこの日は拡声器の出番がなかったな。林檎と言えばギター、タンバリン、拡声器なんですけど、それが唯一残念だったかも。終演後はグッズ売り場にものすごい人が殺到していたので、最初に買っておいて本当に良かった。

 

オーダーメイドのお着物も販売していました

 

林檎ですが、低音でシャンソンを歌ったらかなり良いのではないか、と個人的には思いました。昔からライブでも「枯葉」とかをフランス語で披露していますが、「罪と罰」がいい例ですけど、私はあの歌い方が大好きなんですよね。逆に近年の「NIPPON」とかは、私としては受け入れ難いものが。

5月にトリビュートアルバムが発売されます。なんかトリビュートアルバムって故人を偲ぶってイメージがあるのですけど、平たく言えば林檎の楽曲をあんな人やこんな人がカバーしますよ、というアルバムです。ちょっとだけ視聴もWEBで出来ましたが、結構楽しそう。

ちなみに、ファンクラブ専用サイトの画像から察するに、彼女の日常の足はフィアット チンクエチェントのようです。

公演映像が出たら即買いです!!

 

 

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