やっぱりダメですか

ある男性(自称50代)から自己紹介メールが送られて来ました。

「キャンプやアウトドアが好きで、クルマはスポーツカーを所有しています」とな。キャンプやアウトドアは見なかったことにし、「スポーツカー」そこだけに食いついた私は、

「車種は何ですか?当方フランス車に乗っています。時々ゆるいサーキットイベントにも参加しています。次はオープンに乗りたいなぁと思ってます。もちろんMTで!」と返信したら・・・

返事が来ません。

やっぱりダメ? 「スポーツカー!!すごーい!カッコいいですね!今度ぜひ隣りに乗せてくださいね(はぁと)」とか返事しないとダメ?笑
うまくいったらここで「スポーツカーに乗る男の生態例」を自ら検証、レポートしようと思っていたのに残念。

 

どうやら私は「スポーツカーとやらを所有していることをさりげなく自慢げに語る男」にとってはお呼びでない種類の女なんだ、ということだけはわかりました。むしろ黙っていれば良かったのかもしれませんが、やはり突っ込みたいですもん。スポーツカーって何?何に乗ってるの?って。それ重要。

こういう人って、クルマが好きって言うよりは、何だろう、ちょっと違うのかもしれませんね。うまく言えないけれど「このクルマに乗ればモテる」的な感覚をひきずっているのかもしれない・・・だから、単純に「スポーツカー!カッコいいですね!」が彼らからすれば当然の反応であり、「車種は何?」を突っ込んで聞いてきた上にフラ車乗ってMTがいいとか言う女はめんどくせーんだよ、になるのかも。

ま、縁がなかったということですね。縁があっても嫌だけど。キャンプ嫌いだし。

私自身はクルマ初心者の域を未だ出ていませんが、惚れたクルマがフランス車だったせいで気がつくと周りは何癖もあるクルマニアばかりに。その影響があることを実感しましたよ。これまで知らなかった誰かと接触を試みる時に、その相手が「クルマ」に関することをアピールして来た場合の「私の中でのハードル」がものすごく上がったことを。私の常識は世間の非常識だということを(それは前から知ってた)。

彼氏の愛車が〇リ〇スという、私の某女友達(クルマ好き)のお言葉
「〇リ〇スで迎えに来られても気分が上がらない、むしろガッカリ感ハンパない」

ちなみに、よく知らない人のクルマには乗りません。どんな運転をするか知らないのに同乗するのはリスクしかないですから。実を言えばタクシーだって怖いんですよ。だから、そういう意味でも会ったことのない人に「今度ぜひ隣りに乗せてください♪」なんて口が裂けても絶対に言いません。

 

追記

自己紹介メールが来るシチュエーションを知りたいとリクエストを頂いたので書きます。

昔から無性に「新鮮で後腐れのない」デートをしたくなる時があります。2度と結婚したくないばかりか、1対1の真剣なお付き合いすらしたくない私のような女にとって、そんな時に便利なシステムがデートアプリです。以前は国際版を利用して外国人と気楽にデートしていましたが、コリアンにストーキングされて以来遠ざかっており、今回は国内版を利用。で、メッセージを送信してきたうちの一人が上記のスポーツカー男ってわけです。

20人からメッセージが来れば、そのうち実際に会うのは1人か2人かなぁ。1人につき1回しか会わない、という原則を自分に課しており、普段の自分の行動範囲外で食事してお話して「あー、楽しかった」で終わります。それ以上になるのはよほど思い入れが強くないとダメですし、そんな人は滅多にいません。それに、そうこうしているうちに忙しくなったりどうでも良くなったりして、誰とも会わないままアカウントを削除したりってこともあります。

しかしまあ、「趣味はお酒と美味しい食事」という方の何と多いことか。私はお酒飲めませんし食事も好き嫌いが多いので趣味にはなり得ませんのでスルーです。それに、それはみんなが好きなことじゃない?と思いますし。それからもっとビックリが「定年して趣味を探しています」という方々。私に言われてもねぇ、どうしろと。「俳句でも詠んでみたらいかがですか?」とか返事すればいいんでしょうかね。そこまでする暇は私にはない。
そんな中、印象に残るのはやはり「好きなこと」を持っている方々です。「盆栽をゼロから育てている」「ショパンが好きで去年ワルシャワへ行った」「歴史や考古学が好き」etc そういう方々のほうが返事してみる気にはなります。嘘か本当かわかりませんけど。

自分のプロフィールには軽く「クルマを運転することと芸術全般、特に日本美術が好き」くらいしか書いてないのでそれがフィルターになっていると思いきや、そうでもないようですね・・・。また珍事が起こったらレポートしてみたいと思います。

「やっぱりダメですか」に6件のコメントがあります
  1. Tinderなら知ってるw

    うちの嫁が、JAFのBライ講習受けた時、講師から「この中でサーキット走った経験ある方いますか〜?」と問われ、ボケ〜っと手を上げたら、他の受講男子ガン見w。
    「どこ走られました?」「富士スピードウェイとかぁ、、」「ぇっ」と声あげて狼狽の色を隠しきれなかった男子達が可愛かったですww

    1. Tinder知らない

      ライセンスレベルになるとさすがに若い男子たちが「おぉ」となるのはわかりますよ。でも、相手は「スポーツカーを所有する」ほどのおっさんですし「ゆるいサーキットイベント」ってわざわざ書いてるし私なんざ初心者の域なのに。やはり「きゃー、スポーツカー素敵!」を枕詞にしなかったのがマズかったんですねきっと笑。以降は気をつけます(何を気をつけるんだろう)、、、

  2. デートアプリというのがあるんですか!

    「当方フランス車に乗っています。時々ゆるいサーキットイベントにも参加しています。次はオープンに乗りたいなぁと思ってます。もちろんMTで!」
    そんな利用者さんがいるならぜひお車を目の前にしながらお話をしたいなぁと思います。でも私のような変態(といっても皆さんと比べたらだいぶライトな)ホイホイで酷いことをする釣りかも・・・

    スポーツカー。ポルシェ911?マツダロードスター?まさか、アバルト124!?

    1. 既婚者の皆様には縁がないと思いますが、デートアプリたくさんありますよ。
      私は面倒なので1つだけにして、フィルターを50代以上、関東圏に設定しています。でも、結局面倒になってしまうんですよね・・・

      変態ホイホイなら良いのです。私もクルマ以外のことではじゅうぶん変態だと認識していますし。

      スポーツカーって、私のイメージではフェラーリ一択なんですけど笑。

  3. この間、申し上げたように、男は車の運転とS、、、、
    きっと、それが脅かされそうに感じ、ケツをまくったモノと想像しますわ (笑)

    てか、その自己紹介メールが来るシチュエーションの方に興味ありww

    1. わははは、きっと、まさに、そのタイプだったのかもしれませんね。絵に描いたようにわかりやすいなぁ。
      別に脅かしたりしないのに・・・何がいけなかったんだろう笑

      メールが来るシチュエーション、知りたいですよね?
      本文の中に追記しときます。

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