ルノー界隈は新しいメガーヌR.S.が発表になったので、にわかに活気付いている(ように見える)。
ラインナップに赤いボディカラーがない時点で私には縁がない。
例えば「うーん、色以外はすべて魅力的なクルマだ!」と思うようなクルマがあったとしても、赤がない以上選択肢には残らないのだ。これは私自身の嗜好が大きく変化しない限り、この先もそうだろう。
ルーテシア原理主義を通している私でも、他社の赤いクルマにも反応はする。好き嫌い以前に、赤いクルマってだけで見てしまうのだ。よく考えたらクルマに限らず赤いものには鋭く反応する。最近ではロサンジュにも反応するようになってしまったが。
がしかし、ふと自分の部屋やクローゼットを見回してみても、それほど赤いものが多いってわけじゃない。これほど好きな色なのに赤の分量は意外にも少ない。どうしてだろう。
部屋の中で赤くて目立っているものは、BELLのヘルメット。そしてメイクコーナーの赤い口紅コレクションスペース。花瓶。絵筆を収納するくるくるっと巻く入れ物。たったこれだけだ。そこでわかった。身の回りの物において、「特別」で「愛着のあるもの」にしか赤を選んでいないってことが。その筆頭たるものが愛車ルーテシアで、ルーテシアの車内にはけっこう赤いものがある。履き替え用として車内に置いてある靴まで赤い。
赤い服も3着くらいしか持っていない。普段はむしろ緑系や黄色系の服が多い。ルーテシアで出かける時に赤い服を来ていたら赤×赤でうるさいようにも思うので、そのあたりも無意識に考慮しているのかもしれない。
色については常に敏感でありたいと思っている。その昔、カラーコーディネーター検定みたいなのを受験したことがあるが、まったく何の役にも立たない学習だった。
今のように実際に自分が色を操る立場になったり、塗装屋さんやメイクアップアーティストのような色のプロにお話を聞いたり、そうやって「体験」していくことでインプットされていく。
色は見る側の主観が強く、ある人にはそうでもある人にはそうじゃない、って場合が多々ある。私はよく「今、私が見ているこの赤は、隣の人にも果たして同じように見えているのだろうか」と疑問に思うことがあるほどだ。
愛車ルーテシアですら、見る人によってだいぶ色の印象が違うらしい。光の加減で様々な変化を見せてくれる色ではあるけれど、「ものすごく派手な赤」という人もいるし、「深みのあるシックな赤」という人もいる。オレンジに見える人もいる(!)。
ルーテシアから降りることはまったく考えていないが、この先また新たなクルマを手に入れるとしたら赤いクルマであることは必須。赤くて、MTで、背が低くて、出来ればオープンの2シーターで・・・ってもう選択は無いに等しい。何かを妥協するとしても、赤いことだけは妥協出来ない、と思う。今はね。
今朝、前を走っていた紺色のMR2というクルマ。
お尻から斜めに長く伸びたアンテナらしきものが、いきなりスーッと引っ込んでいった。その動きがあまりにもカッコ良くて「おぉっ」と声を出してしまった。
昔を知る皆さんには当たり前のことなんだと思うけど、私はいちいちそんなことにも心を動かされる。それを思えばクルマを選ぶのに色でフィルタリングするのはもったいないと思う自分もいる。果たして10年後に乗っているクルマはどんなのだろう。
メガーヌRS。とりあえずは3色ですが本国ではルージュフラムもありますからそのうち輸入されるのかもしれません。しかし3のときのようになかなか日本でのラインナップには加わらない可能性も。MTが今後正規に輸入されるのは確かなようです。でも乗り換えるならオープン2シーターでしょうか。
先日の奥多摩にてトンネル内でナトリウムランプのオレンジに照らされたルージュフラムは、実はシルバーのようだったりシルバーのようで赤紫がかっていたりと変化していました。
私は2つ並んだブラインドを時間差で発注し、色見本を見て同じ色を選んだつもりが結構違っていて不恰好になったという前科がありますよ~
こんばんは。赤いMT入ってきたとしても、スタイリング的にもスペック的にも私にはTOO MUCHなので所有することはないでしょう。3の赤いMTなら候補になり得たかもしれませんが、やっぱりメガーヌは私にはハイスペック過ぎると思います。ルーテシアより大きなクルマには乗ろうという気が起きませんし。
ルージュフラムの変化を楽しんで頂けたようで嬉しいです。私は太陽光の下よりも、暗いところでの人工灯に照らされたルージュフラムというかゼンが特にお気に入りなんですよ。
あらら、ブラインドの色が違うのは結構気になりますね。私は化粧品で結構やらかします。店の照明の下ではきれいに見えたのに、あれ?みたいな。